SUS441 エスユーエス441 サーモスタッドキャンセラー CRF250 RALLY CBR250R CRF250L CRF250M HONDA ホンダ ラジエーター 冷却関連 エンジン
※詳細な出荷時期はご注文後にメールでご案内します。
■適合車種
CRF250 RALLY
CRF250 RALLY
CBR250R
CBR250R
CRF250L
CRF250L
CRF250M
CRF250M
■商品番号
LR-002
同系エンジン:CRF250L、CRF250M、CRF250ラリーにも
冷却効果向上・水路抵抗低減のため、サーモスタッドを取り外した時に用いるシール用リング。
シール用のゴムは純正サーモスタッドより『流用』します。
シールゴムを傷つけたり切ったりしないように、注意しながらゴムを取り外し、シリコングリス等を薄く塗布してリングに組み込みます。
シリンダーヘッド左上のカバー内に、サーモスタッドが入っています。
シールリングは、サーモカバーに仮付けしてから、ヘッドに取付けて作業完了です。
【冷却水温の管理方法】
エンジンには、其々に最高の性能を発揮できる「ベスト水温」が存在します。
使うマフラーやオイル特性に加え、ECU特性や補正の値、それに各サーキットの特性が加味され、「ベスト水温」は乗り手やコースによって、微妙に修正を加えながら変化するものです。
特に「油温」「オイル粘度」に大きく左右され、「ベスト水温」と「ベスト油温」は密接な関係になります。
完熟走行やテスト走行、新車の慣らし走行で「距離だし」を行っているときに、水温計・油温計を取り付け、エンジンフィーリングが最も良いと感じた「ベスト水温」を探り、その時の「油温」と「水温」の差を記録して、季節ごとの微調整に役立てます。
オイルクーラーが使えないST250/CBR-CUPの場合、夏場は油温が上昇しがちです。
従って、夏場の最も暑い時期は「ベスト水温より低め」を狙って、油温をベストな状態に保ち、反対に冬場は油温が低くなりがちなので、水温はベストより高めに保って、潤滑油がエンジン全体に行き渡るように努力しましょう。
水温管理は、ラジエター前部コアにガムテープを貼って効率を下げることで行います。
上から「1列」もしくは「半分、1/3・・・」と貼って、気温と湿度に合わせて管理します。
データを残すことで、レースレギュレーションで「油温計」の取付けが認められない場合も、過去のデータを生かして、水温管理を行えばエンジンの「ベスト温度」に近づけられるでしょう。
このように、4サイクルレース用エンジンにとって「水温・油温」が密接な関係であるのは、単気筒であっても4気筒であっても変わりありません。
登竜門クラスでシッカリと基本データの大切さを身に付け、どんなマシンに乗っても、油温が高い時は「出来る限り水温を下げる努力」を行い、油温が低い時は水温を管理するなどしてエンジンが「長く高性能を維持する」努力を行ってください。
■注意点
※リングを入れずにシール材を組み込んでも、シール圧力が足りないため、高温時にクーラントが噴出する事があり、太めのOリング等では、ゴムが劣化してくると内側に脱落してしまう事があります。
※水温管理は別途水温計を組込み、ラジエターにガムテープを張って調整して下さい。
※シール材単体の取り扱いは御座いません。HONDA純正部品をお取り寄せ下さい。
※画像はイメージです。