(楽譜) シャコンヌ 〜唱歌「砂山」による / 作曲:正門研一 (クラリネット&ピアノ)(スコア+パート譜セット)

■原題または洋題:Chaconne, on Japanese Folk Song "Sunayama"

■作曲者:正門研一 (Ken'ichi Masakado)

■演奏時間:約6分30秒

■出版社:Golden Hearts Publications

■サイズ:A4

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■原題または洋題:Chaconne, on Japanese Folk Song "Sunayama"

■作曲者:正門研一 (Ken'ichi Masakado)

■演奏時間:約6分30秒

■出版社:Golden Hearts Publications

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■参考音源:You Tube



■楽曲について

 大学の同級生であるクラリネット奏者、久多良木則子(くたらぎ のりこ)さんからの委嘱により、2019年8月に作曲。同年9月29日大分市内で初演していただきました(ピアノは久保淳子さん)。

 「古い日本の歌をアレンジして演奏したい」というのが久多良木さんの最初の計画でした。彼女と打ち合わせをする中で、「同じ出身地(福岡県筑後地方)の詩人・北原白秋が好き」という話が出てきました。いくつか候補を挙げ、最終的には、私自身も好きな『砂山』(中山晋平作曲)を選びました(白秋とともに多くの歌曲を残した山田耕筰もこの『砂山』に曲を付けています。)


 曲は、短い序奏の後オリジナルの『砂山』から始まります。二度演奏されますが、二度目は和声を大胆に変え、クラリネットはピアノが奏でる『砂山』を装飾します( [A] )。続いて、『砂山』の最初の楽節を基に作った3拍子×8小節の「主題」が登場、本格的にシャコンヌが始まります([ B ] から)。

 特に白秋の詩の内容を意識したわけではないのですが、曲の終盤の荒々しい場面や、静かに消えゆく最後の場面などでは詩の世界観をリンクさせることも可能ではないかと思います。

 『砂山』は秋の海辺を歌ったものと言われています。

初演が9月でしたので、季節的にもいい選択だったかな、と思ったり・・・。

そして、私の出身地福岡も、詩に歌われた新潟と同じく日本海側です。

この季節、「玄海の荒波」を目にすることはよくありました。決して青くはないあの海の色が作曲中何度も浮かび上がってきたものです。

そう思うと、『砂山』を選択したのは、必然だったのかもしれません。

作品は、初演者である久多良木則子さんに献呈されました。

(正門研一)

■Golden Hearts Publicationsより:

朴訥とした中山晋平作曲の「砂山」の良さを活かしつつ、正門氏ならではのオリジナリティを打ち出した作品。もともとはA管を想定してin Aで書かれていましたが、出版にあたりin Aに加えてBb管用にin Bbの譜面もご用意しました。リサイタルのほかソロコンテストにもオススメです。

■編成:

Clarinet(in A と in Bb の2種類が収録されています)
Piano