★ご注意下さい★
★こちらのCDは直輸入盤です。為替レートにより販売価格が予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。 ★マーク・カスタム社のCDは予告なくCD-Rに変更になる場合がございます。ご了承の上ご購入下さい。 ■原題:Timothy Reynish International Repertoire Recordings, Vol. 12
■指揮者:ティモシー・レイニッシュ(Timothy Reynish)1,3,8-10
クラーク・ランデル(Clark Rundell)11
バーチ・ブラウニング(Birch Browning)2,4-7
■演奏団体/演奏者:
王立北部音楽大学ウインド・オーケストラ(Royal Northern College of Music Wind Orchestra)1,11
クリーヴランド州立大学シンフォニック・ウィンド・アンサンブル(Cleveland State University Symphonic Wind Ensemble)2,4
クリーヴランド州立大学室内吹奏楽団(Cleveland State University Chamber Winds)8-10
クリーヴランド吹奏楽団(Cleveland Winds)3,5-7
ユーフォニアム:デヴィッド・チャイルズ(David Childs)3
■レーベル:
マーク・カスタム (Mark Custom) ■発売年:2019
■WBP Plus!レビュー
「ヒットメイカー」ティモシー・レイニッシュのインターナショナル・レパートリー・レコーディングス・シリーズ、最新盤(2019年)が出ました!
今回の目玉はなんと言っても世界的ユーフォニアム奏者のデヴィッド・チャイルズをゲストに迎えた、アダム・ゴーブ「ユーフォニアム協奏曲」世界初録音でしょう。
1997年の作品で初演されたのも1997年ですが、こうしてCDとして出るのは初めてということですかね。このアルバムの録音がいつ行われたのかはよくわからないんですけど。
これがまあ、単に「楽しい」「美しい」とかそういう風に言いづらい、ゴーブらしいっちゃあゴーブらしい複雑怪奇なそれでいてカタルシスを感じるような不思議な作品なのですが、よくこんな曲書けるなあ。演奏できるのも凄いけど・・・ユーフォニアム・ファンはもちろんチェックしないとですね。
他にはレイニッシュが見出して作曲家としてブレイクしたと言えるクリストファー・マーシャルの「オゥウェ!」も収録されていますね(Aueの発音はほとんどow-WAYに近いそうです、カタカナにすると嘔吐しているように見えますが)。これも要チェック。
このアルバムは演奏団体も録音された年もまばらなので一言でどう、というのは難しいのですが(バンドも録音も違うので音に統一感がない)、レイニッシュ氏からの「こういう作品もありまっせ」的な寿司ざんまい的な、どの作品も楽しくて「うーん、さすがレイニッシュ」という感じの選曲なので、とりあえず持っておきましょう。
■収録曲:
1. スコットランド舞曲組曲:シーア・マスグレイブ [10:17]
Scottish Dance Suite:Thea Musgrave
2. 「ファイフの樽屋さん」による変奏曲:セドリック・ソープ・デイヴィー [7:35]
Variations on the Wee Cooper of Fife:Cedric Thorpe Davie
3. ユーフォニアム協奏曲:アダム・ゴーブ [19:46]
Euphonium Concerto:Adam Gorb
4. オゥウェ!:クリストファー・マーシャル [6:53]
Aue!:Christopher Marshall
ダンス・シークエンス:マルコ・プッツ
Dance Sequence:Marco Putz
5. I. Starting Up [1:54]
6. II. Folk Tune [2:44]
7. III. March [7:48]
ソフィアのためのセレナーデ:ガイ・ウールフェンデン
Serenade for Sophia:Guy Woolfenden
8. I. Intrada [2:03]
9. II. Dance [3:11]
10. III. Finale [5:32]
11. ウェールズのアリアと舞曲:アラン・ホディノット [8:59]
Welsh Airs and Dances:Alun Hoddinott