ポケットトランペットは吹奏楽やオーケストラなど本格的な現場ではあまり使用されることはありませんが、小さなお子様にも安心して持たせられることから最近は定番でご購入頂ける様になりました。
ポケトラは小さいですが子供用という訳ではございませんので、 大人の方まで幅広くご愛用頂いてます。
トランペットがメジャーですが、運指も、お取り扱いも基本トランペットと同じです。
小さくなっているのは単純にサイズが小さくなっているということではなく、管の巻きをコンパクトにしてあります。全体のサイズ感は小さく感じますが、マウスピースや管の太さは同じで通常のトランペットよりと全く同じ吹奏感とはいかず若干抵抗感は強くなっていると思います。
トランペットを本格的にはじめるための1本目としてはやはり通常のサイズのトランペットからはじめられるのが一般的であり、持ち運び用など一種の飛び道具として愛用されています。トランペット奏者が持ち替えで持つのはおすすめです。
カラーものも人気ですが、定番のゴールドはやはり一番のスタンダード☆コロッとかわいいフォルム からご入学のお祝いやクリスマスプレゼントに選ばれています。
トランペット類は比較的、楽に鳴らせる楽器と言われておりますが夜間のマンションでの練習にはヤマハサイレントブラスシステムやミュートなどを付けてご近所の御迷惑にならない配慮が必要ですね。
ポケットトランペットはヤマハなど大手ブランドではラインナップとしてほとんどありません。それはやはりクラシックなどでは使用されていないからで品質を求めてグレードを選ぶということもあまりできない楽器です。
昔 はジュピターがポケットトランペットを販売し、当時ブームとなりました。そこから安い中国製が出回り、今ではマックストーンTM-100N、TM- 100L、Jマイケル TR-350PL、TR-400PCL、TR-400PSL、そしてこのケルントナーがメジャーになります。品質はどれも似たり寄ったりですので、カ ラー、ケース、セット品を参考に選んでいただくのが良いと思います。
どの楽器も そうですが、管楽器は演奏前の準備、特にお手入れが必ず必要な楽器になります。必須のバルブオイル、グリスは付属しております。保証書はついておりますので安心ですが、お手入れ不備での故障は自然故障と は異なり、保証がきかないことも多いのでお取り扱いには注意して下さいね。
KAERNTNER METALLIC RED POCKT KTR33P MRD RED ケルントナー メタリックレッド ポケットトランペット KTR-33P
■楽器 管楽器 金管楽器 ミニ トランペット
■調子/Bb
■ボアサイズ/11.65mm
■ベルサイズ/102mm
※メーカーカタログ画像ですので、画像と細かい仕様がかわる場合がございます。ご了承下さい。
セット内容
■ポケットトランペット本体
■専用 ケース
■マウスピース
■クロス
■グリス
■バルブオイル
■クリーニングロッド
■保証書/取り扱い説明書
楽器の製造国について
中 国製の評判は ネットでも良く言われませんが出た当時から比較したら随分品質もよくなってきています。否定意見をお持ちの多くの方は、きっと演奏する技術と耳を持った方 だと思います。本格的に学校での部活や楽団に所属しコンクールなどを目指すレベルにいる場合と、あくまで個人でひとりで初めて楽器を演奏する方では目的が 異なると思います。 吹 奏楽での使用であれば最低ラインはヤマハ、ジュピターになり予算でいうと目安として5万円以上の金額を出せるかどうかが境目になると思います。その価格が 予算的に無理であればブランドものはあきらめるしかありません。ただ、どこかに所属される場合は必ず相談のうえ自分の楽器を決めましょう。というのは、管 楽器といえば、「オーケストラ」「クラシック」というイメージですよね。わたし個人的には、気軽な軽音楽と比較して、基礎に忠実、ピッチ にシビア、伝統を大事にする世界だと思います。わたしが学生の頃には楽譜を読めない苦労に悩まされました。なぜならピアノを習っている人がやっぱり多いの です。そのような中の一員になるということは、人に求められる音や技術が高いと思います。それを再現するものが自分の楽器ですので、その楽器がしっかり応 えてくれるレベルのものかどうか...やはり品質は価格に比例するのです。中学の吹奏楽部で使用する楽器であってもコンクールを目指す学校の部員達のほと んどは数十万の楽器が普通、ということもございます。かといって、そのままプロになるかというと、そういうことでもありません。きっと、そういう世界なん です。 とはいえ、全ての方に安い楽器をおすすめしないかというとそうではありません。お金を出せば良い楽器が手に入るのは当然です。ある程度演奏ができる方で生 涯 1本目の楽器を使い続けるというのはあまりありません。あなたは今、各メーカーの音の違いが分かりますか?ざっくり言いますと、楽器は高額なものになるほ ど「個性」が強くなります。楽器選びは好みや演奏性が決め手になりますが、それには練習し技術と耳を養う必要もあるのです。「それまで」の楽器になにを選 ぶか、どういう目的でどれ選ぶか、少し見えてきませんか?管楽器は取り扱いに注意も必要です。初心者に扱い易いものは、丈夫で、高額なメンテナンス料の心 配が少ない、アフターケアがしっかりしているものです。ブランドものの中古や無名の楽器を買って使い捨てになっては意味がありません。もう一度、どのよう な環境でどういった目的で買うか考えてみてください。
初めての方へ
■ グリス...初回は管が動く箇所には塗った方が良いです。次からはきついと感じたときのみでOK。少量を指でうすくのばし、余分なものはふき取ってくださ い。 ■ピストンにはバルブオイルをさして下さい。使用しないときにも定期的にピストンは動かして下さい。オイルが足りず錆びてしまったらピストンはスムーズに 動かなくなります。一度錆びたらオイルをさしても同じです。そんな時にはメーカーで再調整が可能です。(故障では無いので保証対象外)■困っているときは 教本を読んでみて下さい。それでも分からない場合、修理のご依頼は メールでお気軽にお問い合わせ下さい。