テナーサックスリード6枚セット。
通常リードは1枚300円程度が標準です。とても繊細なものですので、練習を始めたばかりの方は、1度も使っていないのに服に擦れてうっかり割ってしまった...などという経験があると思います。
初心者の方はそのようなリスクも高く、また個人練習も沢山されると思いますので少しでも金額の負担が少ないサックスのリードが良いでしょう。
成長に合わせて、Vandoren(バンドレン)やRICO(リコ)のテナーサックスリードにかえるのもおすすめですし、ライブの時だけバラつきの少ないメーカーもののリードを使ってもいいと思います。削る練習用としての購入もおすすめ。
厚み3番は標準的な硬さになります。「薄いから吹きやすい」と簡単に音が出るリードを選ぶことはおすすめしません。リードは吹きやすさと同時に音色や音の安定感、太さが変わります。初心者にはまず正しいアンブシュアが必要ですのでスタンダードなもので練習して頂くと良いでしょう。またお子様の練習にも安心ですね。
▽リードの違いについて▽
リード全体の厚み方:薄いリードは明るく弾む音、厚いリードは豊かであたたかな音色と言われます。 先端の薄さ方:薄いほどやわらかい音で音の立ち上がりが早いです。ソロや早い曲に向いています。厚いほどしっかりした音太い音になり、迫力がある大きな音が出ます。 削り方:主に吹き心地を左右します。傾斜によってなだらかな方が抑揚が付けやすいですが、逆に音程を保つことが難しいです。安定した音程を必要とするハーモニーが多いパートには傾斜がきつい方が向いているかもしれません。
■ テナーサックスリード テナーサックス用リード
■ 6枚入り
■ 厚さ(硬さ):3.0
※リードの厚みは各社で異なり他社製品との厚み比較資料はございません。あくまでもこのブランドでの標準、スタンダードとされる製品です。
リードは各ブランドで1枚数百円程度で販売されております。お値段の違いは1箱あたりの製品にバラつきが少なかったり、職人さんが1枚1枚手作りでつくっているものがあったりしますので差が出てくるのです。よりお値段の高いものは個体差によっての違和感を感じられることが少なくはなりますが、やはり1箱全てが完璧に自分が吹きやすいものというのは難しいかもしれません。プロの方の中にはリードを自分で作っている、という方もおられます。自分が吹きやすいと感じられることができることも1つの成長であり、また吹きにくいと感じたリードで練習することもレベルアップに繋がるかもしれません。各ブランドや素材で吹き心地には違いがありますので自分の好みを知るまで色々試してみるのも良いかもしれませんね。またリードの堅さは2.0〜3.5などが定番で使われていますが単純に薄いものが吹きやすい、厚いものが吹きにくいということではありません。吹きやすいものはよりピッチの安定に気をつける必要があり、逆に吹きにくいものは安定する演奏に向いています。ソロパートを演奏される場合には早い演奏を要することが多く、薄いリードが適応していたり、重厚なハーモニーを奏でるバックパートは安定したロングトーンが必要になりますので厚いものがいいかもしれません。いつどんな演奏にも対応できるようにスタンダードな3.0のリードを練習用としてご使用されることはおすすめです。演奏と必要な音によってリードは使い分けることが可能なのです。その他ご不明な点は メールでお気軽にお問い合わせ下さい。