世界中の放送局、ポストプロダクションを中心に導入されているDAW用のラウドネス・メーター
◆ VisLM-H 2 Loudness Meter ◆
デジタル放送の普及にともない大きな問題となってきたチャンネル、番組、CM、放送素材間による音量差。そこで問題となるのは、デジタル信号のピーク値ではなく、人が「うるさい」と感じる音量に近いラウドネス値です。そんな問題に対応するため、デジタル放送で許容されるラウドネス値を標準化し、放送時の音量感を統一しているのが、いわゆるラウドネス基準です。
VisLM-H 2 Loudness Meter は、日本のARIB TR-B32、NAB T032の準拠するITU-R BS.1770-2の他、EBU R128、ATSCなど様々な規準に準拠、世界中の放送局、ポストプロダクションを中心に導入されているDAW用のラウドネス・メーターです。
● 日本のARIB TR-B32、NAB T032の準拠するITU-R BS.1770-2の他、EBU R128、ATSC A/85(CALM Act)OP-59、AGCOM 219/9/CSP、Portaria 354、DPPなど、多くのモードを用意。
今後の各国規準設定時も、アップデートで対応予定。
● 400ms 平均値を示すモーメンタリー・ラウドネス・メーターの表示。
● 3 秒間の平均値を示す、ショートターム・ラウドネス値の表示。
● プレイ/ ポーズ・ボタンで指定した測定期間全体の平均値を示すインテグレーテッド・ラウドネス値の表示。
● NEW ReMEM(リライタブル・メモリー・エディット・モード)の搭載により、編集した部分を再計測するだけで、プログラム全体のラウドネス値を再計算。
● NEW メーター表示の自由なカスタマイズ機能。長尺のプログラム全体のラウドネス推移も容易に確認が可能に。
● NEW オフラインのラウドネス計測結果を、リアルタイムメーターに読み込み可能に。
● 無音部分による平均値の誤認識を回避するゲートも、ITU-R、EBU各モードに対応。
● サンプル間のピークも逃さずに表示する、トゥルー・ピーク・メーター。
● -24LKFS 以上が10 秒継続した時、-60LU 以下が30 秒継続した時など、自由に設定可能なアラート表示。
● 絶対値(LUFS)、相対値(-23 LUFS = 0LU など)による表示を切り替え可能。
● 30 秒から12 時間までズーム変更可能なラウドネス・ヒストリー・ディスプレイ。
● 表計算ソフト等でインポートできる.CSV ログ・データを書き出し可能。
● -1dBTPを超えたチャンネル名等アラートの書き出しも可能。
● モノラルから5.1、ゲームのコンテンツ制作用に7.1まで対応。
● リアルタイム処理のAU/RTAS/VST/AAX Nativeの他、ファイル単位で処理できるAudioSuite にも対応。
● DAW上のプラグインと同様に、スタンドアローンのアプリケーションでもリアルタイム計測が可能。(要CoreAudio(Mac)、ASIO(Windows)対応オーディオ・インターフェイス)
◆ VisLM-H 2 Loudness Meter 動作環境 |
● Mac OS X 10.6-10.9 ● Windows 7/8 ● AU、VST(2.4/3)、AAX Native & AudioSuite(各32/64bit)、RTAS(Pro Tools 8以降)スタンドアロン対応* ● Intel Core Duo 1.66GHz以上のCPU ● *VisLM-H、LM-Collect、LMBのみスタンドアローン対応 ● LMBのみ要iLok2 USB Smart Key(別売)、および接続用のUSBポート×1基。 ● LMBはスタンドアロン版のみ。 ● その他のソフトウェアはハードディスクオーサライズ/iLok2の選択が可能 その他、基本的な動作環境は、各ホスト・アプリケーションの動作環境に準じます。 本製品をご使用いただくにはインターネット接続環境が必要です(インストーラのダウンロード、およびオーサライズ時)。 製品の仕様・動作環境、および価格は、予告無く変更となる場合があります。 |
※上記製品仕様は2015年05月時点のものです。
随時更新するよう努めてはおりますが、最新状況は常に変動するため合わせてメーカーでもご確認下さい。