J Michael(Jマイケル) 3年保証 FL-380SE フルート 銀メッキ Eメカニズム セットU 以下は対応不可 北海道 沖縄 離島 同梱 代引き

美しい輝きの銀メッキフルートは明るい音色が遠くまできれいに響き渡ります。雑誌掲載品。左手薬指のキイが楽に押さえられるようにキイ配列のセンターからやや外側に2つのキイが配列のオフセット。穴をぴったり閉じるのが難しい初心者にお勧めのカバードキー。FL-300SにはないEメカニズム付きで音が出しにくい第3オクターブのE(ミ)が出しやすい。初心者におすすめ。■J Michael Flute Jマイケル FL-380SE フルート 楽器 管楽器 木管楽器■スタンダードなC調 C管■オフセットカバードキィ, Eメカニズム■素材:キィ/管体=洋白■銀メッキ仕上げ■セット内容:楽器,ハードケース,ケースカバー,クリーニングロッド,クロス,ガーゼ,取説/保証書/運指表,ヤマハ 楽譜 フルート スタジオジブリ メロディーズ100,ヤマハ お手入れセット KOSFL6(キイオイル,シルバーポリシングシート,ポリシングクロスDXS,フルートインナークロス,クリーニングペーパー,マウスピースクリーナー,巾着袋,取扱説明書),チューナーメトロノーム,ロイ リーフパッチ(演奏サポート用品) ※細かい仕様が画像と異なる場合あり

▼モデルの違い

*FL-300S...Eメカニズムなし
*FL-380SE...Eメカニズム付き
*FLU-450SE...U字頭部管+ストレート頭部管付き、Eメカニズム付き(ストレートを装着するとFL-380SEと同じ)
*JFL-50CE...リッププレート銀製   
*JFL-65CE...頭部管+リッププレート銀製       
*JFL-50R...インラインリングキイ
*JFL-55RH...インラインリングキイ、H管    
*FLA-1500...アルトフルート

 

▼素材とメッキについて

安いフルートは主に洋白(白銅)を素材としており、上位モデルにいくほど銀を使用している部分が多くなります。
シリーズのラインナップによって使われる銀の部分が多くなるのがお分かりいただけるでしょう。

この素材の違いが響きや音質に関わる重要な部分ですが、銀を使用することで同時に抵抗感を感じられることになります。
初心者にとって「吹きやすい」楽器は抵抗感が低いものとされています。吹きやすいということは入れた息が軽く音になるイメージでしょうか。
つまり、抵抗感が増える銀の含有率が多くなる上位モデルは初心者にとっては吹きにくいと感じられる可能性もあるということになります。

ですが、吹きやすい=抵抗感がないではありません。抵抗感がないということは入れた息がどれだけ入れても音にならないのです。抵抗感があると吹きにくいと説明した上では少し矛盾を感じてしまいますよね。

吹きやすいとはなんでしょうか。求めなければ吹きやすいだけで良いのです。
吹きやすいだけでは「できないことがある」というように想像してもらうと分かりやすいかもしれません。
良い楽器は音量と音質の幅が広い楽器と言われています。銀を多く使用されるフルートはよりこの幅が広くなっていくのです。
弱く吹きたい、力強く演奏したいとき、ただ「吹きやすい」楽器だと小さい音までが再現できず、音が出すぎてしまったりします。段々小さくする曲があったとしたら、プツっと途切れてしまうこともあるかもしれません。大きな音を出したとき、音が割れてしまったり、大きな音が出にくかったりするかもしれません。

力強い曲、弱々しい曲、さみしい曲、悲しい曲、楽しい曲、明るい曲、出す音程は同じでも音質、音量によって表現力をかえるからこそ、その曲っぽさが出ますよね。
この表現力に必要となるのが適度な抵抗感なのです。抵抗感がない楽器だと抑揚は付けにくくなってしまいます。

初心者だと曲の感じなどを表現するよりもまず、音を出すことが重要で、その後に運指を覚え、楽譜にそって音を出します。この練習の時点では表現力はまだ必要としないと思うのです。
当然音が出にくい楽器だと練習もはかどりません。よって、吹きやすい楽器がいい、と思うものです。

良い楽器が必要かどうかはその人次第で、どんな環境で、どんな練習をし、どんな演奏をしたいかで選ぶ楽器が変わってくるのです。

上記、素材について書きましたが、他ブランドでも基本的にこの銀の量が基準となって価格が違っていますので着目してみて下さい。
素材、メッキは音を出す上で大きな影響があるもので、さらに口元に近い部分はよりその影響が強いとされています。ですので、銀が使われるのはリップ/ライザーからはじまり徐々に広がっていくのです。

*白銅:耐久性があり響きやすい特性を持つ。各音域でのバランスも良く明るい音色が特長。
*銀(シルバー):19世紀のフルート改革者ベームにより見出されフルートに採用された銀は、“最もフルートらしい”といわれる音色。抵抗感がでるが、でた音は音量音質共にバランスが良い。
*金(K14金など):金という材質はフルートに特別な輝きを与え、その艶のある音色はピアニッシモでもしっかりと広がる遠達性が特長です。その魅力はフルートの頂点といってよいでしょう。



▼Eメカニズムとは
フルートの構造上、出しづらい音とされるのが「ミ」の音。この第3オクターブの「ミ」(E音)を出しやすくするためのキイシステムをEメカニズムと言います。「練習すれば解決するだろう...」と思うかもしれませんが、古典派やロマン派、現代曲の技術的に高度な楽曲音にも多用されていますので、スムーズな演奏には有効なシステムといえます。フランスでは一部のプロ演奏家以外にはあまり使われていませんが、ドイツ、日本ではごく一般的な機能として認識されています。

▼足部管について
・C足部管...最低音が「ド」まで。こちらの方が一般的です。
・H足部管...さらに下の「シ」の音までが演奏できる。H足部管は管体が長くなり、ダークで艶のある音色が特長。曲によって必要になることもあります。

▼キイタイプ
*カバードキイ...キイに穴があいていないもの。キイが孔を確実に押さえ、息の漏れを防ぐ。初心者やこれからはじめる方に多くはこちらを使用。
*リングキイ...キイに穴があいているもの。リング状のため孔を確実に押さえるのに技術が必要。指先に空気の振動を直接感じることができ、細やかな響きのニュアンスをコントロールすることが可能になる。

*オフセット...左手薬指で操作するGキイがせり出し、指の長さに合った配列)より自然で押さえやすい。
*インラインキイ...主管のキイが一直線に配列されている。リングキイモデルではどちらかというとインラインの方が主流になります。

▼その他
BAND JOURNALの「ASOVIVA! 管楽器パラダイス」はじめてみよう、フルート!」や「Jazz Life」の「JAZZHORN 2004-2005」などこれまで数多くの雑誌に取り上げられています。
 

J.Michael FLUTE FL380SE Jマイケル FL-380SE フルート

■調子: C(スタンダードなC管)
■システム:オフセットカバードキィ、 Eメカ付き
■素材:キィ = 洋白、管体 = 洋白
■仕上げ:銀メッキ

※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
 

セット内容

■フルート 楽器 本体
■ハードケース
■ケースカバー
■クリーニングロッド
■クロス
■ガーゼ
■取り扱い説明書/保証書/運指表
■ヤマハ 楽譜 フルート スタジオジブリ メロディーズ100
■ヤマハ お手入れセット KOSFL6
・キイオイルライト(8ml)...月に一度はキイの軸受部に少量差し、余分なオイルや管体についたオイルはきちんと拭きましょう。
・シルバーポリシングシート(2枚)...銀や銀メッキ仕上げの楽器専用拭き上げシート。お使いの楽器が銀製、または銀メッキ仕上げの場合使用できます。研磨剤が含まれるため、変色が目立つ際のみの使用をお勧めします。
・ポリシングクロスDXS(1枚)...マイクロファイバー製のポリシングクロス。キイや管体に付着した指紋や汚れをふき取る。ふきあげ時はキイに引っかからないように注意。
・フルートインナークロス(1枚)...管体内部の水分を除去するためのクロス。別売りのロッド、またはフルートの付属品の掃除棒に巻き付けて使用します。
・クリーニングペーパー(70枚)...タンポとトーンホールの間にクリーニングペーパーをはさんで、水分を完全に取る。
・マウスピースクリーナー(20ml)...リッププレートに直接スプレーし、拭き取って汚れを落とすクリーナー。
・巾着袋
・取扱説明書
■チューナーメトロノーム
■ロイ リーフパッチ(演奏サポート用品)

※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。一部が別送となる場合がございます。ご了承下さい。


中国製の楽器について

中国製の評判はネットでも良く言われませんが出た当時から比較したら随分品質もよくなってきています。否定意見をお持ちの多くの方は、きっと演奏する技術 と耳を持った方だと思います。本格的に学校での部活や楽団に所属しコンクールなどを目指すレベルにいる場合と、あくまで個人でひとりで初めて楽器を演奏す る方では目的が異なると思います。 吹 奏楽での使用であれば最低ラインはヤマハ、ジュピターになり予算でいうと目安として5万円以上の金額を出せるかどうかが境目になると思います。その価格が 予算的に無理であればブランドものはあきらめるしかありません。ただ、どこかに所属される場合は必ず相談のうえ自分の楽器を決めましょう。というのは、管 楽器といえば、「オーケストラ」「クラシック」というイメージですよね。わたし個人的には、気軽な軽音楽と比較して、基礎に忠実、ピッチ にシビア、伝統を大事にする世界だと思います。わたしが学生の頃には楽譜を読めない苦労に悩まされました。なぜならピアノを習っている人がやっぱり多いの です。そのような中の一員になるということは、人に求められる音や技術が高いと思います。それを再現するものが自分の楽器ですので、その楽器がしっかり応 えてくれるレベルのものかどうか...やはり品質は価格に比例するのです。中学の吹奏楽部で使用する楽器であってもコンクールを目指す学校の部員達のほと んどは数十万の楽器が普通、ということもございます。かといって、そのままプロになるかというと、そういうことでもありません。きっと、そういう世界なん です。 と はいえ、全ての方に安い楽器をおすすめしないかというとそうではありません。お金を出せば良い楽器が手に入るのは当然です。ある程度演奏ができる方で生涯 1本目の楽器を使い続けるというのはあまりありません。あなたは今、各メーカーの音の違いが分かりますか?ざっくり言いますと、楽器は高額なものになるほ ど「個性」が強くなります。楽器選びは好みや演奏性が決め手になりますが、それには練習し技術と耳を養う必要もあるのです。「それまで」の楽器になにを選 ぶか、どういう目的でどれ選ぶか、少し見えてきませんか?管楽器は取り扱いに注意も必要です。初心者に扱い易いものは、丈夫で、高額なメンテナンス料の心 配が少ない、アフターケアがしっかりしているものです。ブランドものの中古や無名の楽器を買って使い捨てになっては意味がありません。もう一度、どのよう な環境でどういった目的で買うか考えてみてください。