YAMAHA(ヤマハ) YHR-567GDB フレンチホルン ゴールドブラス デタッチャブル フルダブル French horn リーフレック セット H 北海道 沖縄 離島不可

技術調整品。ゴールドブラスは暖かく落ち着いた響き。独立した2つの調性をバルブで切り替え可能。音程/音色/正確性/パワーなどをレバーひとつで切り替え臨機応変に使い分けが出来るフルダブルフレンチホルン。第4レバーはアジャスタブル方式で奏者の手の大きさに合わせ切替え可能。ヤマハオリジナルの巻き形状は吹込管を長くとってあり音程が良くより豊かな響きスムーズな吹奏感。Mサイズの中細ベルは明るさを保ちつつ深みのある音色。ダブルシャンクマウスパイプ 日本製■YAMAHA double horn Gold brass French horn YHR-567GDB ヤマハ ダブルホルン フルダブルホルン■F/Bフラット F/B♭→B♭/F切り替え可■4本ロータリーバルブ ロッドエンドベアリング方式■デタッチャブルベル■ウォーターキイ付■Mベルサイズ■ゴールドブラス 本体■ボアサイズ 12.0mm■クリアラッカー仕上げ■セット内容:本体,ケース,マウスピース HR-32C4,ローターオイル,グリス,クロス,保証書,lefreQue Fine Silver 999 33mm ファインシルバー(銀製),リーフレック取り付けゴム,ティルツ S8マウスピース,チューナーメトロノーム TM-60-SCN2 シナモロール

代引き不可

 

▼一般的な調整/押しFへの変更調整について

フルダブルホルン(および一部のセミダブルホルン)は一般的に第4レバーを押してF管→B♭管に切り替える「押しB♭」での演奏が一般的ですが、こちらのモデルはその逆である「押しF」への変更が可能となっています。(リバースシステム)詳細は別ページ【押しF調整について】をご確認下さい。押しFへの変更/ロータリー動作チェックなど、出荷前調整と一緒でしたら無料にてご対応可能です。ご希望などございましたらお申し付け下さい。

ゴールドブラスの落ち着いた響き。確実な操作感とレスポンス。未来のアーティストに贈る、ワンランク上のスタンダード。ゴールドブラスが生む、暖かく落ち着いた響きを究めました。独自の管体設計が可能にした、スムーズな吹奏感。正確な音程。吹きやすさと、豊か響きが、高次元でバランスしています。さらに、レバーアクションに、ロッドエンド・ベアリング方式を採用。スムーズな操作感と優れた耐久性。メンテナンスフリーで快適な演奏が楽しめます。

▼ヤマハホルン スタンダードシリーズラインナップ

ヤマハホルンにはスタンダードシリーズ(300/500番台品番)、プロシリーズ(600番台)、カスタムモデル(800番台)があります。

F管シングルホルン
・YHR-314II...イエローブラスベル、クリアラッカー仕上げ、ベルサイズM、一体式、紐式
B♭管シングルホルン
・YHR-322II...イエローブラスベル、クリアラッカー仕上げ、ベルサイズM、一体式、紐式
フルダブルホルン
・YHR-567...イエローブラス ベル、クリアラッカー仕上げ、ベルサイズM、一体式、紐式
・YHR-567D...イエローブラスベル、クリアラッカー仕上げ、ベルサイズM、デタッチャブル、紐式
・YHR-567GDB...ゴールドブラスベル 、クリアラッカー仕上げ、ベルサイズM、デタッチャブル、メカ式

▼調子の違い

・Fシングル

シンプルな構造で安く手に入るホルン。自然で無理のない巻きによるスムーズな吹奏感。ホルンの基本の調はF調(inF)であることから楽譜はFで書かれていることが多いです。F管なら移調読みをせずそのまま演奏可能。ナチュラル・ホルンに近い音色で、ホルン本来の豊な音色を充分に引き出し、太く深みのある落ち着きのある音色を奏でてくれることでしょう。管の長さからホルン吹きに必要な「上手な息の流れを作る練習」に適しています。息の圧力、スピード、アタックに対してシビアになれる楽器と言えるかもしれません。これで練習をはじめることによってB♭への持ち替えも楽だと思います。
・B♭シングル
明るく軽い吹奏感が特徴です。Fシングルに比べると息も入れやすくアタックも明瞭。高音もきれいに鳴りますのでソロにもお勧め。Fシングル同様まだ楽器は軽くて扱いやすい方です。F管より4度高い調子で、F調(inF)で記された楽譜は読み替えが必要。
・F/B♭フルダブル
上記2つの調の管が1つになったもの。F管とB♭管の組み合わせが一般的で入門者でもこちらから使用することもあります。それぞれ独立した2つの調性をバルブで切り替えることができます。シングルに比較して音程、音色、正確性、パワーなどをレバーひとつで切り替えることで臨機応変に使い分けが出来るのですが操作性が良いということはそれだけ使用する管もパーツも多く重さがあります。フルダブルが多く使われますが、「セミダブル」というものも存在します。同じ音域ですが、全体の管の長さが少し短いセミダブルにはB♭管と、B♭管につなげてF管に出来る補正管(迂回管)がついておりフルダブルより音の出る構造が短くなります。吹奏感は異なり楽器の重さもそれだけ軽くなります。(シングルほどではない)ただしデメリットもあり、低いFの音を出す時にはF管のバルブセクションを通った後、B♭管のバルブセクションも通ることになり、管の中の凹凸を多く通る分、音が影響を受けます。  

▼管の巻き方

YHR-567GDBは大きく分類するとがイヤータイプに分類されますが、YHR-567,567D,567GDBはリードパイプを通常のホルンより長くとったヤマハオリジナルの巻き形状です。この巻きによって確かな音程に加え、より豊かな響きと滑らかな吹奏感を実現しています。

・ガイヤータイプ...4番ロータリーが一直線に並んでいる。シンプルな巻きで抵抗感が少なく明るく輝かしい音になる傾向。初心者にはこちらが吹きやすいかも。
・クルスペタイプ...4番ロータリーが左手親指側に少しずれており、一直線にならんでいない。ベルの巻が複雑なため、抵抗感があり豊かで重厚な音色になる傾向。
 
▼ベルタイプ

ヤマハのホルンは数字の後にDとつくものがデタッチャブルタイプ。 YHR-567GDBはデタッチャブルタイプです。

・一体式(ワンピース)...ベルが取り外せないタイプ。こちらのケースの方が大きくなります。デタッチャブルに比較し明るい音色が特徴。両ラインナップがあった場合、価格は一体型の方が安いです。

・デタッチャブルタイプ(ツーピース)...デタッチャブルとはベルが取り外すことができるシステムで、コンパクトになるために持ち運びに便利で、ケースも小さくてすみます。一体型に比較し、深みのある音色。

▼ベルサイズ

ホルンは演奏時にベルに右手を挿入し、音程や音色を調整します。 ホルンでいうベルサイズとは右手を入れたときに各指の第3関節に触れる部分をさします。YHR-567GDBはM(中細)ベル。
・MS(細ベル)...明るく張りのある音色
・M(中細ベル)...明るさを保ちつつ深みのある音色。主にヨーロッパを中心に発達。
・L・LL(太ベル)...豊かで柔らかく重厚な音色。主にアメリカを中心に発達。

▼バルブシステム

YHR-567GDBはメカニカルアクション。

・メカニカルアクション...いわゆるメカ式といわれるもの。紐を使用していないため紐の緩み、切れによる不良が起きないことです。操作性についてもレスポンスがよく素早いパッセージにも反応できます。

・コードアクション...紐式。紐式とよばれるもの。紐の交換が定期的に必要ですが、レバー操作が滑らかで静かなのが特徴です。また紐の長さを調整することでレバーの高さを自由に変えることが出来ます。


▼ベル材料について

素材の上にかける塗装によって同じような色に見えても実は素材が違っていたりします。素材となるブラス=真鍮とは銅と亜鉛を混ぜたもので、この配合率によって素材の強度や色が変わり、音色、吹奏感に違いがでます。銅の比率が上がるほど、音色に温かみが出ると言われます。YHR-567GDBはゴールドブラス製。

・イエローブラス...明るく、張りのある音色。シリーズ問わず多くはイエローブラスが主流です。銅が70%、亜鉛が30%。
・ゴールドブラス...幅のある豊かな音色。銅が75〜85%、亜鉛が15%〜25%ほど。
・レッドブラス...より柔らかく落ち着いた音色。銅が85〜90%、亜鉛が10%〜15%ほど。より丸みのある音色に、深い響きを与えます。
・洋白(ニッケルシルバー )...音のレスポンスが良く、深く重厚な音色。銅50〜70%、亜鉛10〜30%、ニッケル5〜30%ほど

▼塗装の違い

塗装の違いで濃いゴールド、薄いゴールドの違いがあったりもします。塗装の違いで音色や吹奏感にも違いがでてきます。YHR-567GDBはクリアラッカー仕上げ。

・クリアラッカー...透明なラッカーでパワフルで音抜けがよく艶やかな音色になる傾向です。
・ゴールドラッカー...クリアラッカーにゴールドの塗料を混合してつくられており、濃いめのゴールドになります。大差はないですが、シャープで音の立ち上がりがよいと言われたりします。
・銀メッキ...柔らかな音色になると言われています。やや抵抗感がありますので表現力を求める演奏にも向いています。

▼シャンクについて

ホルンのマウスピースには2種類のテーパーが違うシャンクが存在します。

・アメリカンシャンク...5/100のテーパー
・ヨーロピアンシャンク...3/100のテーパー
マウスピースを選ぶ際は、マウスピースと楽器のマウスパイプ、それぞれのシャンクのテーパーが合うことが大事ですが、実際にはそれぞれ単独で選択されることが多いので、シャンクの合わない組合せで使われることが起こり得ます。シャンクがあっていないと、息がもれたり、ガタガタします。ヤマハホルンのマウスパイプは、5/100と3/100、両方のテーパーを持つ“ダブルシャンク”なので、どちらのテーパーでも、ある範囲にわたって面接触するのできちんとマウスピースを固定できます。

 

▼YHR-567GDBの特徴

ヤマハの通常ラインナップのフルダブルホルンでメカニカル式のモデルはYHR-567GDBを含め3機種しかありません。また他の2機種はカスタムモデルYHR-869、YHR-869GDです。スタンダードモデル、プロモデルの中ではYHR-567GDBのみとなっています。メカニズム式は紐が切れてしまう等がないので急に使えない...といったこともなくレスポンスが良い操作性で人気です。ベルはゴールドブラス製で暖かく落ち着いた響きが特徴です。ただイエローブラス製のYHR-567Dに比べると少し抵抗感を感じるかもしれません。ご自分の好みに合わせてご検討いただければと思います。

 

YAMAHA double horn Gold brass French horn YHR-567GDB ヤマハ ダブル ホルン フルダブルホルン

■管楽器 フレンチホルン
■調子:F/Bフラット F/B♭→B♭/F切り替え可
■バルブシステム:4ロータリー・ロッドエンドベアリング方式
■デタッチャブルベル
■ベルサイズ:M ミディアム
■本体材質:ゴールドブラス
■ボアサイズ:12.0mm
■クリアラッカー仕上げ

 

セット内容

■楽器 本体 
■ハードケース
■マウスピース HR-32C4
■ローターオイル
■スライドグリス
■ポリシングクロス
■取説/保証書

■lefreQue Fine Silver 999 33mm ファインシルバー(銀製) 管楽器のジョイント部に取り付けることで音の伝達を向上させる2重板状のアクセサリー
■リーフレック取り付けゴム
■ティルツ S8マウスピース
■チューナーメトロノーム TM-60-SCN2 シナモロール

※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。