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1750年に楽器製造を始めた伝統のブランド「ルブラン」より、耐久性に優れたスチューデントモデル LOB311Sと、
プロフェッショナルモデルに迫る高性能なアドヴェンストモデル LOB511Sのオーボエが発売。
抜群の吹きやすさと扱いやすさを兼ね備えたプレミアムスタンダードモデル。
選びぬかれた特殊樹脂Reso-ToneTMを採用したボディは耐久性に優れ、オーボエの魅力である美しい音色を豊かな響きを生み出します。
▼ラインナップと違い
*LOB311S Spirito(スピリト)
*LOB511S Serenade(セレナーデ)
違いは管体素材です。
*LOB311S Spirito(スピリト)
→特殊樹脂 Reso-ToneTM(樹脂製)
*LOB511S Serenade(セレナーデ)
→グラナディラ(木製)
以下共通仕様
システム:セミオートマチック
付属キイ:第3オクターブキイ、左Fキイ、フォークFレゾナンスキイ、LowB♭レゾナンスキイ
トリルキイ:LowH-C#、LowC-C#、C#-D#、F#-G#、G#-A、A♭-B♭、A#-H、H-C#、左手C-D、右手C-D
キイ材質:洋白製、銀メッキ
バネ材質:ブルースチールスプリング(硬質鋼)
可動式サムレスト搭載
▼材質について
*樹脂製...音が平べったく、深みのない音。高音などは特に潰れたような音質が目立つ。音量は出るため周囲が木製のオーボエを使用している場合などにおいては馴染みにくく、音質が悪目立ちする感じ。メリットとして吹奏感が湿度や気温に左右されない。
*グラナディラ(木製)...密度が高くて暖かみのある音色が特徴。木部においては湿度や気温によって状態変化がある。(割れなど)
▼オクターブキィの操作
*セミオートマティックシステム...第1、第2オクターブキィを操作する必要があり、演奏はむずかしくなるが、調整は比較的容易で、全世界で広く使用されている。
*フルオートマティックシステム...第2オクターブキィがなく、操作は容易だが、構造が複雑なため、調整がむずかしい。ドイツ及び日本の一部で使用されている。
▼特殊樹脂 Reso-ToneTMについて
特殊樹脂 Reso-ToneTM製のボディは木製のような気温や湿度の影響による管体のひび割れの心配はありませんが、管体が冷えた状態ではキイアクションに影響が出る場合があります。
演奏前には木製品と同様に管体を温めてからご使用ください。
▼オーボエとは
オーボエは難しい楽器と言われることがあります。クラリネットに似ていますが、構造が異なるダブルリード。音が出るまでに時間がかかり、ようやく音が出せるようになっても初心者にはなかなかコントロールできません。 また楽器の中はとても細い。ベルに向かってだんだん太く、円すい形になっていますので吹き込む穴がとても狭く息が沢山入れられません。大きい楽器の方が肺が苦しくなるような気がしますが、少ししか息がはけないのは肺に二酸化炭素が溜まってしまいとても苦しいのです。キイの構造もコンパクトですので、比較的小柄な方にも向いているかもしれませんね。
▼ルブラン(Leblanc)
ルブラン(Leblanc)の楽器製造の源流は、ノブレ(Noblet)から始まり、その歴史は1750年に遡ります。ノブレ社はフランスで設立されて、当初はルイ15世のためにも楽器を製造し、フランスが木管楽器製造の中心地となるのに貢献しましたが、1904年、ノブレ社は後継ぎとなる相続人がなく、ジョルジュ・ルブラン(Georges Leblanc)によって買い取られました。ルブランは当時、クラリネットの開発に科学的な音響工学を活用することで知られていました。また、 ジョルジュの息子レオンは優れたクラリネット奏者であり、パリ国立高等音楽院ではプルミエプリ(一等賞)を得ました。熟練した演奏家でもあったレオンは、楽器製造でも科学的な原則を重視し、ハンドメイドの楽器に高度な均一性と演奏しやすさをもたらしました。
1921年、ルブラン社(Leblanc France)はニューヨークのグレッチ&ブレナー社(Gretsch&Brenner)と提携し、アメリカでも楽器の販売を開始しました。しかし、ルブラン社の楽器をアメリカでより効率的に販売・修理するため1946年に、有名なグレン・ミラー楽団の修理人であったヴィトー・パスクッチ(Vito Pascucci)がウィスコンシン州ケノーシャに<Leblanc U.S.A.>を設立し、アメリカでのルブラン製品の販売を引き継ぎました。さらに<Leblanc U.S.A.>は、1964年ホルトン社を、1971年マーチン社を買収し、これによって金管楽器と木管楽器のフルライン供給に成功しました。
2004年、<Leblanc U.S.A.>はコーン・セルマー社によって買収され、楽器製造の新時代が始まりました。2009年には、クラリネット奏者のジュリアン・ブリス氏と提携してBlissシリーズのクラリネットを発表しました。Blissシリーズは、それまでの手頃な価格のステューデント・モデルでは見られなかったユニークな機能と演奏しやすさで好評を博し、以後クラリネット製造の拠点がインディアナ州エルクハートに移り、高度な職人技と技術革新が確立されました。そしていよいよ2018年には、ルブラン・クラリネットの最新機種「セレナーデ」が日本でも発表され、名手ブリスの協力によるクラリネット製造が新たなステップを歩み始めました。
■管楽器 木管楽器
■品番:LOB311S Spirito(スピリト)
■本体材質:特殊樹脂 Reso-ToneTM(樹脂製)
■システム:Semi-automatic セミオートマティック
■付属キイ:第3オクターブキイ、左Fキイ、フォークFレゾナンスキイ、LowB♭レゾナンスキイ
■トリルキイ:LowH-C#、LowC-C#、C#-D#、F#-G#、G#-A、A♭-B♭、A#-H、H-C#、左手C-D、右手C-D
■キイ材質:洋白製、銀メッキ
■バネ材質:ブルースチールスプリング(硬質鋼)
■可動式サムレスト搭載
※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
■本体
■ケース
■ケースカバー
■リード
■リードケース
■スワブ
■クロス
■コルクグリス
■クリーニングペーパー
■保証書
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