ソプラノサックス用マウスピース
全てのブランドに装着できるとは限りません。
▼マウスピースの素材(2023年8月時点でのヤマハサイト情報です。)
ヤマハマウスピースの素材は2種類ありカスタムモデルにはエボナイトを、その他のものにはフェノール樹脂を使っています。見た目はほとんど同じですが、吹いてみると違いがわかります。
エボナイトは、高級な万年筆の柄にも使われている素材で耐久性にも耐候性にも優れています。
天然ゴムに硫黄を加えて練り上げ、窯で焼き上げるのですが、たいへん手間が掛かり、成形には約16時間が必要です。
そのため扱っている素材メーカーは世界でも少なくのですが、やはり昔のままの材料を使わないと楽器は音が変わってしまうのでヤマハでは、エボナイトを使用したマウスピースを自社で作っています。
▼ヤマハマウスピースのラインナップ
ソプラノサックスではスタンダードシリーズがSS-4Cの1点のみ、カスタムシリーズが5種類のティップオープニングで販売されています。
ティップオープニングとはリードとマウスピースの先端の開きを指し、息の量や音量に影響します。 開きが広いものは豊かでパワフルなサウンドを作り、息の量を必要とします。狭いものは明るい響きで、少ない息で効率よく鳴らすことができます。
フェイシングはすべて19mmです。
型番 / ティップオープニング
*3CM 1.20mm
*4CM 1.25mm
*5CM 1.30mm
*6CM 1.35mm
*7CM 1.40mm
■カスタムシリーズ
■ソプラノサックス用 楽器 木管楽器 小物
■ティップオープニング 1.20mm
■フェイシング 19mm
■素材:ハードラバー
※細かい仕様が画像と変わる場合がございます。リガチャーとキャップなどは付属しておりません。画像のマウスピース部分のみです。装着できない場合はネックコルクの調整が必要となります。個体差もあり。返品交換不可
*先端(ティップ):欠けたり、傷が付いていたりしませんか?こすれたり、ちょっとの欠けがあったらリードが十分に振動しません。
*先端内側(ティップレール)のエッジ:長年スワブを通していると、少しづつ角がすり減って丸くなっていきます。ぱっと見はわかりにくいかもしれません。マウスピースにスワブを毎回通している方は、新しいマウスピースに買い換えたら、スワブを通す回数を減らし、演奏後は清潔に水を通してやわらかい布で拭き取るお手入れを取り入れていきましょうね。
*先端内側(ティップレール)のサイドレール:リードが一番接触する面です。これは正しくお手入れ/使用しても、長年のうちに少しづつすり減ってしまうことは仕方ありません。新品のときとリードの振動が変わってしまうのは残念ながら避けられないことなのです。
*先端外部(ビーク):前歯の当たる部分です。マウスピースパッチを貼っている方も、そのまま使用している方もボコボコに凹んでいたり、えぐれたりしている方がおられます。こうなってしまうとアンブシュアを安定させることが困難になります。