Vincent Bach 42BO GL トロンボーン B♭/ F テナーバストロンボーン ラッカー イエローブラス 太管 管楽器 Tenor Bass Trombones 42BOGL 北海道 沖縄 離島不可

コンセプトからディテールまで今日のトロンボーンのフォルムの基準になった1番人気のシリーズStradivarius。オープンラップの42BO。一般的なイエローブラスにラッカー仕上げ。銘器42BのFアタッチメントの巻きを緩やかにしたオープンラップの太管テナーバストロンボーン。Fアタッチメントのレイアウト以外は42Bと同じ仕様で、42Bの音色を持ちながらよりオープンな吹奏感を得ることができます。■Bach Tenor bass Trombone バック テナーバストロンボーン■品番:42BOGL 管楽器 スライド式 トロンボーン■調子 B♭/F管■ラージシャンク 太管■ボアサイズ 13.90mm■ベルサイズ 8-1/2インチ(216mm)■ベル/スライド外管:イエローブラスベル■ラッカー仕上げ■オープンラップ(Fセクションのレイアウトを大きくとって、流れを緩やかにしたタイプで F管と本体の接合部が少なく 比較的テナートロンボーンに近いオープンな吹奏感と明るめの音色を得る)■ロータリーバルブ■メカニカルアクション■セット内容:楽器 本体,ケース,マウスピース,クリーニングロッド,スライドクリーム,保証書 ※細かい仕様が画像と異なる場合あり

▼この製品の特徴
銘器42BのFアタッチメントの巻きを緩やかにしたオープンラップの太管テナーバストロンボーン。Fアタッチメントのレイアウト以外は42Bと同じ仕様で、42Bの音色を持ちながらよりオープンな吹奏感を得ることができます。

▼テナーバストロンボーンのシリーズ
TBシリーズ:シリーズで一番安い。Stradivariusシリーズに比べ初心者の方でもより吹きこなしやすく、扱いやすい。伝統・世界水準のバック・ストラッドシリーズのコンセプトを受け継ぐ。
*TB200B
*TB400B

Stradivarius:1番人気のシリーズ。コンセプトからディテールまで今日のトロンボーンのフォルムの基準に。
<太管>
*42B (GL/GB/SP/Sterling plus Bell) トラディショナルラップ
*42BO (GL/GB/SP/Sterling plus Bell) オープンラップ
*42BOF (GL/GB/GB+ライトウェイトスライド) オープンラップ、オープンフローロータリーバルブ
*42AF (GL/GB) オープンラップ、アキシャルフローバルブ
*42A (GL/GB)   オープンラップ、ハグマンバルブ

<中細管>
*36B (GL/GB) トラディショナルラップ
*36BO (GL/GB) オープンラップ

Artisan Collection:アルティザン=バック氏による伝統的な設計と優美な外観を持ち、現在のアルティザン=バック社職人により入念に手作りされた歴史と現在は見事に融合したファン待望のコレクション誕生であり、バックならではの素晴らしいサウンドが特徴。
*A47I(GL/GB)オープンラップ、アキシャルフローバルブ
*A47BO(GL/GB)オープンラップ、アルティザンバルブ

▼品番について
品番にあるアルファベットで素材や仕上げがある程度判断できます。ただし全ての品番に対し該当の素材と仕上げが存在するわけではありません。(例:42BOFにSP=銀メッキがないなど。また一部例外がございます。)
[GL]ラッカー仕上げ
[GB]ゴールドブラス素材(GBがつかないモデルは基本的に多くイエローブラスとなります。)
[SP]銀メッキ仕上げ
[Sterling plus Bell]スターリングプラスベル

▼素材の違い
*イエローブラス...明るく、張りのある音色。多くはイエローブラスが主流です。銅が70%、亜鉛が30%。
*ゴールドブラス...幅のある豊かな音色。銅が75〜85%、亜鉛が15%〜25%ほど。
*レッドブラス...より柔らかく落ち着いた音色。銅が85〜90%、亜鉛が10%〜15%ほど。
*スターリングプラス...スターリングシルバー(銀92.5%)よりも純度の高い純銀(99.9%)で、遠達性のある豊かな音色。

▼仕上げの違い
*クリアラッカー...透明なラッカーでパワフルで音抜けがよく艶やかな音色になる傾向です。
*ゴールドラッカー...クリアラッカーを混合してつくられており、濃いめのゴールドになります。大差はないですが、シャープで音の立ち上がりがよいと言われたりします。
*銀メッキ...ラッカーよりも塗装が厚いため、柔らかな音色になると言われています。やや抵抗感がありますので表現力を求める演奏にも向いています。

▼ボアサイズと音色
ボアというのは管の円周部分の直径のことで、このサイズの違いで息の量や抵抗感に変化があり、結果音色が変わります。スライドのマウスパイプ側とジョイント側で異なるボアサイズを組み合わせたものをデュアルボアと呼びます。
*細管/中細管...直径が小さく必要な息の量が少ないために吹きやすく、音色は繊細でしっとりとしたものになります。初心者はこちらが良いですが、音にスピード感も出ますので、上級者でも高音域を専門に演奏する方に選ばれ、特にジャズ、ポピュラー等には向いています。テナートロンボーンは細管、中細管のものがほとんどです。音量が欲しければ練習を積んで太管の楽器を選びましょう。
*太管...息の量も必要となり音色・音量ともに豊かで華やかなものとなります。オーケストラの一番奏者向きで、しっかりした息と正しい奏法で吹くと美しく豊かな音が出ますが、技術と体力が必要です。吹ける上級者であれば機能性にも優れ上から下までまんべんなく演奏できます。

▼品番についてパート2
品番の数字の後ろのアルファベットでもある程度判断できます。(一部例外がございます。)
[B]バルブセクション
[BO]バルブセクション+オープンラップ
[BOF]オープンラップ+オープンフローロータリーバルブ
[A]ハグマンバルブ
[AF]アキシャルフローバルブ

▼トラディショナルラップとオープンラップの違い
*トラディショナルラップ
Fセクションのレイアウトをコンパクトにまとめたもので、古くから伝統的に使われてきたタイプです。F管がしっかりと本体に組み込まれているので、心地よい抵抗感を得ることができ、ピアニッシモを演奏しているときの安心感があります。
*オープンラップ
Fセクションのレイアウトを大きくとって、流れを緩やかにしたタイプで、F管と本体の接合部が少なく、 比較的テナートロンボーンに近いオープンな吹奏感と明るめの音色を得ることができます。

▼バルブシステム
Bachのトロンボーンのバルブシステムは全てメカニカルアクションです。
*メカニカルアクション...いわゆるメカ式といわれるもの。紐を使用していないため紐の緩み、切れによる不良が起きないことです。操作性についてもレスポンスがよく素早いパッセージにも反応できます。
*コードアクション...紐式。紐式とよばれるもの。紐の交換が定期的に必要ですが、レバー操作が滑らかで静かなのが特徴です。また紐の長さを調整することでレバーの高さを自由に変えることが出来ます。

またメカニズム式の中にも種類があり、抵抗感や音抜けに影響があります。こちらはロータリーバルブ。

*ロータリーバルブ
ドイツのフルードリヒ・ブリュメールが考案して以来、180年使われてきた長い伝統を持つバルブシステム。他社メーカー含めて1番よく見ることが多いのがこのバルブシステムかと思います。
円筒形のシリンダー軸を回転させることで管の通り道を変える仕組み。心地よい抵抗感とレガートの繋がりが良いという特徴があり。トロンボーンのFアタッチメントだけでなく、ホルンやチューバのバルブにも多く使用されています。

*オープンフローロータリーバルブ
ロータリーバルブと基本的な構造は同じですが、ハグマンバルブやインフィニティバルブのような抜ける吹奏感が得られるようにバルブ内の通り道を真円に近づけています。永年の伝統に培われたロータリーバルブの信頼感と高音域での安定度を失うこと無く低音域の音抜けを向上させたハイブリッドモデルです。ストロークが短いため操作性にも優れています。

*ハグマンバルブ
スイスのルネ・ハグマンがトロンボーンのために考案したバルブシステム。ピストンバルブのように内部を管が通る構造の円筒形の軸を回転させることで管の通り道切り替える仕組み。ロータリーバルブよりも息の流れがスムーズで、セイヤーバルブよりも軽い構造なため比較的抵抗感が少なく、ヨーロッパ的な明るめの音色が特徴。

*アキシャルフローバルブ(インフィニティバルブ)
ナチュラルホルンのボーゲンの切り替えにヒントを得て発送したもので、可能な限り管の通り道を緩やかに曲げるように工夫した構造を持っています。他社メーカー製品だとセイヤーバルブとも言われます。円錐形の軸を楽器の主管に沿って回転させることで、電車のポイントのように管の通り道を切り替えます。結果として、テナーに近い吹奏感が得られるので抵抗感が少ないワイドなサウンドを得ることができます。

▼Bach
ヴィンセント・シュローテンバッハ(Vincent Schrotenbach)は1890年、ウィーン生まれ。英語読みの芸名「ヴィンセント・バック」として、ヨーロッパ各国でリサイタルを行い優れたソリストとして名をはせました。第一次世界大戦を契機としてアメリカに渡り演奏活動を続けているうちに、マウスピースの重要性を痛感。高品質のマウスピース製作への情熱に目覚めたヴィンセントはニューヨークのセルマー・ミュージックストアの裏に工房を作り、マウスピースの改造と製作を始め、研究に明け暮れます。1918年に、本格的にマウスピース製作を始め、後1924年に最初のトランペットができました。演奏家は、「これはまさに、トランペットにおけるストラディバリウスだ」と評価したといいます。70歳を迎えた1961年、自分のコンセプトを後生に伝えるために、前から親交の深かったセルマーUSA社に委ねました。(ヴィンセント・バック社 1918年〜1961年) 現 コーン・セルマー社内ブランドとして2006年、Bach氏の描いた図面や設計図を改めて見直し、製作の全てのプロセスを調べなおしています。オリジナルデザインに忠実に製作するため製造のあらゆる工程をBach氏自身の考案したプランに立ち返り、徹底して現在の工程を見直し、多くの工程を加えました。現在の販売製品はBach氏が追い求めていた理想の楽器を正確に実現されていると言えます。伝統的な、古き良き楽器工法に回帰とも見えますが、製造業で注目されているセル生産方式に通じ合理的に、安定して、高品質の楽器が出来るようになりました。 「真のバック」を期待するプレイヤーに良質な楽器を提供しています。
 

Bach Tenor bass Trombone バック テナーバストロンボーン

■品番:42BOGL
■管楽器 スライド式 トロンボーン
■調子:B♭/F管
■シャンクサイズ:太管
■ボアサイズ:13.90mm
■ベルサイズ:8-1/2インチ(216mm)
■ベル材質:イエローブラス
■スライド外管材質:イエローブラス
■仕上げ:ラッカー
■オープンラップ
■ロータリーバルブ
※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
 

セット内容

■楽器 本体
■ケース
■マウスピース
■クリーニングロッド
■スライドクリーム
■保証書