Vincent Bach(ヴィンセント バック) AB190 GBSP アルティザン B♭ トランペット ゴールドブラス 銀メッキ Trumpet Artisan Collection 北海道 沖縄 離島不可

技術者調整品。マウスピースは付属していません。創造者ヴィンセント・バック氏の意匠と鍛え抜かれたバックの名匠たちの技術を継承したアルティザン〜匠〜コレクション。アルティザン・コレクション専用スペシャル彫刻、ニッケルシルバー/真鍮2ピースのバルブケーシング、特殊な音響処理が施されたフラットリムのサイドシーム、ハンドハンマードワンピースベル、バルブガイドには真鍮製と樹脂製の両方が付属。3rdストップロッドにロングタイプを採用し、“カルメン”や“英雄の生涯”、各種編曲作品で演奏が困難だった低音E♭に対応します。■Vincent Bach TRUMPETS Artisan Collection ヴィンセントバック B♭トランペット アルティザンコレクション■金管楽器 トランペット■モデル:AB190 GBSP■Bb調■ゴールドブラスベル■ベルサイズ:4-13/16インチ 1枚取り■ボアサイズ:ML(.459") 11.66mm■第3トリガーウォーターキー標準装備■仕上げ:銀メッキ仕上げ■2本支柱■セット内容:楽器本体,ハードケース,バルブオイル,樹脂製バルブガイド,保証書

出荷前に技術者調整を行います。

 

創造者ヴィンセント・バック氏の意匠と鍛え抜かれたバックの名匠たちの技術を継承したアルティザン〜匠〜コレクション

 

Bachについて

トランペット、コルネット、フリューゲル、トロンボーン及び金管マウスピースを製造しているメーカーです。 特にトランペットの主要メーカーとして有名です。
1890年、ウィーン生まれ。英語読みの芸名「ヴィンセント・バック」として、ヨーロッパ各国でリサイタルを行い優れたソリストとして名をはせました。第一次世界大戦を契機としてアメリカに渡り演奏活動を続けているうちに、マウスピースの重要性を痛感。高品質のマウスピース製作への情熱に目覚めたヴィンセントはニューヨークのセルマー・ミュージックストアの裏に工房を作り、マウスピースの改造と製作を始め、研究に明け暮れます。1918年に、本格的にマウスピース製作を始め、後1924年に最初のトランペットができました。演奏家は、「これはまさに、トランペットにおけるストラディバリウスだ」と評価したといいます。70歳を迎えた1961年、自分のコンセプトを後生に伝えるために、前から親交の深かったセルマーUSA社に委ねました。(ヴィンセント・バック社 1918年〜1961年) 現 コーン・セルマー社内ブランドとして2006年、Bach氏の描いた図面や設計図を改めて見直し、製作の全てのプロセスを調べなおしています。オリジナルデザインに忠実に製作するため製造のあらゆる工程をBach氏自身の考案したプランに立ち返り、徹底して現在の工程を見直し、多くの工程を加えました。現在の販売製品はBach氏が追い求めていた理想の楽器を正確に実現されていると言えます。伝統的な、古き良き楽器工法に回帰とも見えますが、製造業で注目されているセル生産方式に通じ合理的に、安定して、高品質の楽器が出来るようになりました。 「真のバック」を期待するプレイヤーに良質な楽器を提供しています。

トランペットのブランドにおける音色の傾向
・シルキー:より軽く明るい。ですが、ブランドの発足がクラシックの人物であったため、クラシックの方が選ばれる傾向は今でもあります。

・ヤマハ、XO:音色明るめ、吹奏感軽め
・B&S:BACH寄り、音色暗め、吹奏感抵抗感あり
・BACH:より暗め、抵抗感強い、よりパワフル。クラシックの定番。

あくまで傾向ですので、そのブランドの中でさらに軽めのモデル、重めのモデルといったラインナップがあります。クラシック系は重め、暗めの吹奏感、音色をを選ぶ傾向にあり、ジャズ系では軽め、明るめを選ぶ傾向にあると思います。当然クラシック、ジャズにも色々な楽曲があり、今度は楽曲に合わせて音色の傾向や吹奏感を選ぶことにはなります。またブランドにおいてはそのジャンルで選ばれる傾向にあるといった音色や吹奏感だけでは終われない色々な要素もあります。

シリーズの違い
TR シリーズが一番安いモデル。次にVincentと安価なものとなりますが、やはりBACHといえばそれ以上のモデルが主体となります。ストラッドモデルにはStradivarius 180シリーズ、Artisan Collection、COMMERCIAL、Elkhart 50th Anniversary、NEW YORK 7、THE BIG COPPERと個性的なモデルも多く、定番となる180シリーズはスタンダードでこれぞBACHの音色と吹奏感を持つスタンダード。

 

■Artisan Collection特徴

比類なき音色、バランスよい反応、そしてずば抜けた音の遠達性はバックの優れた特徴です。Altisanとはフランス語で職人を意味します。

かつての「アルティザン=バック氏」による伝統的な設計と優美な外観を持ち、現在の「アルティザン=バック社職人」により入念に手作りされた、歴史と現在が見事に融合したファン待望のコレクション誕生であり、バックならではの素晴らしいサウンドが誕生。

 

・アルティザン・コレクション専用スペシャル彫刻

 

・支柱など細部にわたってクラシカルな意匠を実現。魅力あるサウンドにも寄与

 

・ニッケルシルバー/真鍮2ピースのバルブケーシング

 

・特殊な音響処理が施されたフラットリムのサイドシーム、ハンドハンマードワンピースベル

 

・演奏の幅とアイデアを広げるロングタイプのロッド

ロングタイプを採用し、“カルメン”や“英雄の生涯”、各種編曲作品で演奏が困難だった低音E♭に対応します。

 

・アルティザンコレクション固有の製造番号

 

・バルブガイドには真鍮製と樹脂製の両方が付属。

お好みの吹奏感や操作性に変えることができます。

真鍮製...ダークで重めの吹奏感、樹脂製に比べるとノイズがしてしまう。

樹脂製...明るめで軽い吹奏感


Artisan Collectionのラインナップ
GL=ラッカー仕上げ、SP=銀メッキ仕上げ、GB=ゴールドブラス
上記はBACH限らず様々なブランドで上記、またはそれに近い表記がされています。

・AB190 GL...イエローブラス・ラッカー仕上げ

・AB190 SP...イエローブラス・銀メッキ仕上げ

・AB190 GB...ゴールドブラスベル・ラッカー仕上げ

・AB190 GBSP...ゴールドブラスベル・銀メッキ仕上げ

 

材質の違い
素材の上にかける塗装によって同じような色に見えても実は素材が違っていたりします。 トランペットの素材となるブラス=真鍮とは銅と亜鉛を混ぜたもので、この配合率によって素材の強度や色が変わり、音色、吹奏感に違いがでます。銅の比率が上がるほど、音色に温かみが出ると言われます。 AB190 GBSPはゴールドブラスです。
・イエローブラス...明るく、張りのある音色。多くはイエローブラスが主流です。銅が70%、亜鉛が30%。
・ゴールドブラス...幅のある豊かな音色。銅が75〜85%、亜鉛が15%〜25%ほど。
・レッドブラス...より柔らかく落ち着いた音色。銅が85〜90%、亜鉛が10%〜15%ほど。より丸みのある音色に、深い響きを与えます。
・スターリングプラスベル..スターリングシルバー(銀92.5%)よりも純度の高い純銀(銀99.9%)で、遠達性のある豊かな音色を持っています。

塗装の違い
ぱっと見はだいたい金か銀ですが、塗装の違いで濃いゴールド、薄いゴールドの違いがあったりもします。塗装の違いで音色や吹奏感にも違いがでてきます。AB190 GBSPは銀メッキ仕上げです
・クリアラッカー...透明なラッカーでパワフルで音抜けがよく艶やかな音色になる傾向です。
・ゴールドラッカー...クリアラッカーを混合してつくられており、濃いめのゴールドになります。大差はないですが、シャープで音の立ち上がりがよいと言われたりします。
・銀メッキ...ラッカーよりも塗装が厚いため、柔らかな音色になると言われています。やや抵抗感がありますので表現力を求める演奏にも向いています。主張も控え目になるためか吹奏楽では銀メッキで揃えることもあるようです。
 

ボアサイズ
ボアというのは、楽器に吹き込んだ空気が通る管の直径(内径)のこと。ボアのサイズによって息の量が決まり、音色が変わります。ボアには、サイズの小さい順にミディアムボア、ミディアムラージボア、ラージボアなどメーカ−の基準は少しずつサイズや表現が変わりますが、サイズが小さなものほど必要な息の量が少ないため吹きやすく、音色は繊細でしっとりとしたものになり、サイズが大きくなると息の量も多く必要となり、音色や音量ともに豊かで華やかなものとなります。
BachにはM、ML、L、XL、MLVと種類があります。Mから順に内径が太くなっていきます。MLが最も標準なものです。

AB190 GBSPはMLサイズです。
 

ベルについて
一般的にベルサイズ が大きくなるほど音量は大きく、開放的な音色が出しやすい傾向にあります。逆にベルサイズ が小さい楽器はコンパクトな音色で、音量が出しにくい分、音の輪郭が出しやすい傾向にあります。

AB190 GBSPはベルが1枚どり、サイドシームを採用しています。


・2枚取りベル...安い機種の多くはこれ。同じ材質であっても、加工方法が異なるので吹奏感、音色に違いが出てきます。
・1枚取りベル...深く豊かな響きとなめらかな吹奏感。


・サイドシーム...一枚取りのベルのつなぎ目が通常のベル下側ではなく横側にする工法。開放的な振動が得られる。


支柱の本数
ベルの近くにある縦にある棒の部分で、支柱は音色や響きに重量感を加えるために立てられているパーツです。この本数で楽器を吹いたときの感触が変わります。
・支柱なし:明るく、抜けがよい。軽い音色。抵抗感が少なく少ない息で音になる感じ。
・支柱1本:音色が豊かになるが、ある程度の抵抗感あり。少し吹き慣れた方にとって必要となる適度な抵抗感は抑揚が付けやすく感じます。
・支柱2本:より豊かな音色ですが、かなりの抵抗感があり、重く太い音色。

 

Vincent Bach TRUMPETS Artisan Collection ヴィンセントバック トランペット アルティザンコレクション

■金管楽器 トランペット
■シリーズ:Artisan Collection アルティザンコレクション
■モデル: AB190 GBSP
■調子: B♭
■ゴールドブラスベル
■ベルサイズ:4-13/16インチ 1枚取り
■ボアサイズ:ML(.459") 11.66mm
■第3トリガーウォーターキー標準装備
■仕上げ:銀メッキ仕上げ
画像と細かい仕様が異なる場合がございます。

 

セット内容

■トランペット 本体
■ハードケース

■樹脂製バルブガイド
■バルブオイル
■保証書/取説
画像と細かい仕様が異なる場合がございます。