J Michael(Jマイケル) FH-700 B♭ シングルホルン デタッチャブル フレンチホルン French Horn セット G 北海道 沖縄 離島不可
ホルンはシングル/ダブル/フルダブルなどがあり演奏性/音色に特徴があります。シングルはFとB♭がありB♭シングルは明るく軽い吹奏感。高音の鳴りもよくソロにもおすすめ。楽器が軽くて扱いやすい。手に合わせて調整が可能な第4レバー付き。ベルの取り外し可能。新品 安心保証。初心者 プレゼントにも■J.Michael Jマイケル FH-700 フレンチホルン B♭シングル調 4ロータリー ゲシュトップキィ付/デタッチャブルベル/ボアサイズ=約12.10mm/ベルサイズ=約310mm/レッドブラス製マウスパイプ/マウスピースレシーバー,抜差外管=洋白製/抜差外管=洋白製/クリアラッカー仕上げ■セット内容:楽器,ケース,付属マウスピース,保証書,ローターオイル,レバーオイル,ロータースピンドルオイル,マウスピースブラシ,ガーゼ,クリーニングロッド,グリス,マウスピースクリーナー,ヤマハ マウスピース HR-30C4 リム内径 17.28mm/スロート径 3.98mm/中庸なリム内径でUカップのためスピード感のある音が特長
B♭シングルホルン
フレンチホルンには大きくわけてシングルホルン、ダブルホルンがあり、最近はトリプルホルンというものもあります。そこからさらに細かくわかれセミダブルとフルダブル、調子もいろいろあります。高いから良いという訳ではなく、それぞれに演奏性や音色の特徴があります。Jマイケルの管楽器は一流ブランドのお品に比較してお安くプレゼントにもおすすめ。
▽調子の違い▽
【Fシングル】
シンプルな構造で比較的一番安く手に入るホルンになります。自然で無理のない巻きによるスムーズな吹奏感。ホルンの基本の調がF調(inF)ですので、ホルン用の楽譜はFで書かれていることが多いです。移調読みをせずそのまま楽譜通り演奏できます。ナチュラル・ホルンに近い音色で、ホルン本来の豊な音色を充分に引き出し、太く深みのある落ち着きのある音色を奏でてくれることでしょう。管の長さからホルン吹きに必要な「上手な息の流れを作る練習」に適しています。息の圧力、スピード、アタックに対してシビアになれる楽器と言えるかもしれません。これで練習をはじめることによってB♭への持ち替えも楽だと思います。
【B♭シングル】
明るく軽い吹奏感が特徴です。Fシングルに比べると息も入れやすくアタックも明瞭。高音もきれいに鳴りますのでソロにもお勧め。Fシングル同様まだ楽器は軽くて扱いやすい方です。F管より4度高い調子で、楽譜はinFで記されるため読み替えが必要です。ただ、近年は吹奏楽が主流となり、トランペットなどBフラットの楽器と一緒に練習するということもあり、Fシングルではなく、B♭シングルから入門者が手にするケースが多くなってきています。
【F/B♭フルダブル(もしくはセミダブル)】
上記2つの調の管が1つになった楽器です。F管とB♭管の組み合わせが一般的で入門者でも先のことを考えこちらから使用することもあります。それぞれ独立した2つの調性をバルブで切り替えることができます。シングルに比較して音程、音色、正確性、パワーなどをレバーひとつで切り替えることで臨機応変に使い分けが出来るのですが操作性が良いということはそれだけ使用する管もパーツも多くなりますので、重さがあります。フルダブルが多く使われますが、「セミダブル」というものも存在します。同じ音域ですが、全体の管の長さが少し短いセミダブルにはB♭管と、B♭管につなげてF管に出来る補正管(迂回管)がついておりフルダブルより音の出る構造が短くなります。吹奏感は異なりますし、楽器の重さもそれだけ軽くなります。(シングルほどではない)ただしデメリットもあり、低いFの音を出す時にはF管のバルブセクションを通った後、B♭管のバルブセクションも通ることになり、管の中の凹凸を多く通る分、音が影響を受けます。
こちらはB♭シングルです。 ベル、管体はイエローブラス。この機種での仕上げラインナップはありませんが、管楽器には仕上げがいろいろあり、見た目だけではなく音色に違いが出てきます。こちらは輝かしく明るくはっきりとした響きが特徴のゴールド。ホルンはゴールドが一般的に好まれる傾向です。奏者の手に合わせて調整が可能な第4レバー付き。
▽FH-700の特徴▽
【4ロータリー】
3ロータリーのホルンはシンプルで切り替えがありませんが、Jマイケルのホルンでは4ロータリーのB♭シングルとダブルホルンは切り替えができます。ダブルホルンはその楽器の持つ2つのキーの切り替えを行いますが、B♭シングルについているのはA替管でゲシュトップキィと呼びます。ゲシュトップとは、音色を変えるためのホルン独特の演奏方法のことです。右手で軽くベルをふさぎながら演奏すると、本来より半音低い、こもった感じの柔らかな音色(ハーフミュート)を出すことができます。ただ音色を替えると音程もかわってしまいますので、替え指(別の運指)で演奏することになってしまいます。この切り替えがあることで、通常の運指で演奏することが可能となります。全ての方がこのシステムを必要ということではありませんし演奏力によってカバーはできます。ただ楽譜の指示でその演奏を強いられることはありますので、その際にスムーズな演奏ができるという点では付いていると便利ですね。
【デタッチャブルベル】
ベルには一体式(ワンピース)とデタッチャブルタイプ(ツーピース)があります。デタッチャブルとはベルが取り外すことができるシステムで、コンパクトになるために持ち運びに便利で、ケースも小さくてすみます。ただ取れるというだけではなく音色にも差があり、一体式は明るい音色が特徴で、こちらのデタッチャブルタイプは深みのある音色で音のまとまりもあります。
【レッドブラスの一部使用】
別の色の塗装で仕上げてあることもありますので、見た目だけの判断では難しい場合もありますが、安い楽器はとくに殆どの製品がイエローブラスでつくられています。
イエローブラス→ゴールドブラス→レッドブラスの順で銅の比率が増え見た目が赤っぽい色になりお値段も少し高くなります。
レッドブラスは柔らかくダークでふくよかな響きが特長ですので、その楽器の音色に一番発揮されるであろう箇所にだけ少し違う素材を使用することがあります。FH-700もその1つです。またそういった使用をする場合でも多くはゴールドブラスの使用になり、レッドブラスを使っているものは少しレアかもしれません。レッドブラスはフリューゲルホルンなどの柔らかい音が魅力の楽器に好んで使われる傾向がありますが、ホルンらしい音が出るのでこの特徴は大きなメリットとなることでしょう。
J.Michael French Horn FH700 Jマイケル FH-700 シングル フレンチ ホルン
■楽器 管楽器
■調子:B♭シングル
■4ロータリー ゲシュトップキィ付き
■ベル、管体:イエローブラス
■デタッチャブルベル
■ボアサイズ:約12.10mm
■ベルサイズ:約310mm
■マウスパイプ:レッドブラス製
■マウスピースレシーバー、抜差外管:洋白製
■抜差外管:洋白製
■クリアラッカー仕上げ
※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
セット内容
■ホルン 楽器 本体
■黒セミハードケース
■付属マウスピース
■保証書/取り扱い説明書
■ローターオイル...ローターに注油する専用オイル
■レバーオイル...レバー支持台の軸受けに挿す専用のオイル
■ロータースピンドルオイル...ロータリーバルブ軸受け部に使用するオイルです。
■マウスピースブラシS...マウスピース内部の洗浄に使用するブラシ
■ポリシングガーゼ...クリーニングロッドに巻き付けて使用するお手入れ用品
■クリーニングロッド...ガーゼを巻き付け抜差中管と外管の内側の汚れを取り除きます。
■グリス...管の抜けるところにつける潤滑油。
■マウスピースクリーナー...マウスピースを清潔に保つクリーナー
■ヤマハ マウスピース HR-30C4...リム内径 17.28mm、スロート径 3.98mm、特徴としては、中庸なリム内径でUカップのため,スピード感のある音が特長。適度な抵抗と力強く豊かな音を合わせ持つ、スタンダード。
中国製の楽器について
中国製の評判はネットでも良く言われませんが出た当時から比較したら随分品質もよくなってきています。否定意見をお持ちの多くの方は、きっと演奏する技術と耳を持った方だと思います。本格的に学校での部活や楽団に所属しコンクールなどを目指すレベルにいる場合と、あくまで個人でひとりで初めて楽器を演奏する方では目的が異なると思います。 吹 奏楽での使用であれば最低ラインはヤマハ、ジュピターになり予算でいうと目安として20万円以上の金額を出せるかどうかが境目になると思います。その価格が 予算的に無理であればブランドものはあきらめるしかありません。ただ、どこかに所属される場合は必ず相談のうえ自分の楽器を決めましょう。というのは、管 楽器といえば、「オーケストラ」「クラシック」というイメージですよね。わたし個人的には、気軽な軽音楽と比較して、基礎に忠実、ピッチ にシビア、伝統を大事にする世界だと思います。わたしが学生の頃には楽譜を読めない苦労に悩まされました。なぜならピアノを習っている人がやっぱり多いの です。そのような中の一員になるということは、人に求められる音や技術が高いと思います。それを再現するものが自分の楽器ですので、その楽器がしっかり応 えてくれるレベルのものかどうか...やはり品質は価格に比例するのです。中学の吹奏楽部で使用する楽器であってもコンクールを目指す学校の部員達のほとんどは数十万の楽器が普通、ということもございます。かといって、そのままプロになるかというと、そういうことでもありません。きっと、そういう世界なんです。 と はいえ、全ての方に安い楽器をおすすめしないかというとそうではありません。お金を出せば良い楽器が手に入るのは当然です。ある程度演奏ができる方で生涯 1本目の楽器を使い続けるというのはあまりありません。あなたは今、各メーカーの音の違いが分かりますか?ざっくり言いますと、楽器は高額なものになるほ ど「個性」が強くなります。楽器選びは好みや演奏性が決め手になりますが、それには練習し技術と耳を養う必要もあるのです。「それまで」の楽器になにを選 ぶか、どういう目的でどれ選ぶか、少し見えてきませんか?管楽器は取り扱いに注意も必要です。初心者に扱い易いものは、丈夫で、高額なメンテナンス料の心 配が少ない、アフターケアがしっかりしているものです。ブランドものの中古や無名の楽器を買って使い捨てになっては意味がありません。もう一度、どのような環境でどういった目的で買うか考えてみてください。