Metal HL2018はフュージョン黄金時代である1980年代のハイバッフルのマウスピースを元にGottsuなりにエッジが立つようアレンジを加え音が太く明るい存在感のあるよう作られたマウスピースです。Gottsuのメタルモデルの中で唯一の錫合金素材を使用したモデルで錫合金素材は響きがエボナイトに近く倍音が豊かな音色が特徴です。日本ではフュージョンのプロアーティスト達から絶大な支持を得ているマウスピースです。■Gottsu メタル HL 2018 ソプラノサックス マウスピース メタル 日本製 Original Hand Crafted soprano saxophone Mouthpiece Metal HL2018■モデル:7■ティップオープニング:1.6mm■チェンバー形状:ミディアムラージチェンバー、かまぼこ型■バッフル: ハイバッフル■音色と特徴:太い、エッジがある、フュージョン向け、雑味のある音色■スタイル:ポップス、フュージョン■推奨リード:天然素材のリード■素材:錫合金 ※ロストワックス製法のため、表面に細かい巣穴がある場合がございます。※装着できないなどの返品/交換は一切できません。細かい仕様が画像と変わる場合がございます。
▼Gottsuとは
メーカー曰く、Gottsuはサックスは人が歌うかのように聞こえる楽器だと思います。だからGottsuのマウスピースも人の声に近い倍音の出るマウスピースが特徴です。
創業者自身がサックス奏者であり市販のマウスピースに満足しなくなったことがきっかけで2005年に創業しました。
「世界一のマウスピースを作ること」を理念としており、素材の厳選から、設計、手作業による仕上げを全て自社工場で行っております。またGottsu独自の特殊調整技術「Gチューン」を全てのマウスピースに施すなどマウスピース制作に力を入れているメーカーです。
日本製のマウスピースですので海外製のメジャーブランドより知名度が低いですが知る人ぞ知る、ここ最近じわじわ人気が出てきているブランドのように思います。
▼Gottsu独自技術 Gチューン
GチューンとはGottsuが開発した独自の特殊調整技術のことで、仕上げ作業の際に職人によって丁寧に調整されます。Gottsuの全てのマウスピースモデルにはこのGチューンが施されているため他にはないGottsuならではの美しい音色と吹きやすさを実現しています。また、すべてのGottsuリフェイスにもこのGチューンを施しその証明として“G”の刻印を打刻します。
+R(先端特殊加工) Sepia Tone The greatness of original technology
リードの振動をより効果的にする為の、ティップレールに特殊加工するGチューンの最新技術です。この特殊加工により、今までより効果的にリードが振動し、 なめらかでとろけるような音色をが特徴的で、他にはない効果を発揮します。音の立ち上がりの抵抗感は絶妙で、低音がスムーズに出しやすくなるのと、サブトーンが 柔らかくやさしい音色に変わるGottsuのオリジナル技術です。
▼Gottsuのティップレール・サイドレールへのこだわり
マウスピースは中身の形と同じくらいティップレールやサイドレールの太さも音色に影響するためとても重要なポイントです。Gottsuのマウスピースはモデルごとにティップレールやサイドレールの太さを変えてそれぞれのモデルに合う太さを採用しています。平均で一つのモデルに100本以上の試作品を作り、検証を行い一番適切な太さを採用し商品化しています。
▼ヴィンテージマウスピースへのこだわり
Gottsu はマウスピースのリフェイスをしていく中で様々なマウスピースに出会いました。中でもジャズの黄金時代ともいわれる1930-50年代のヴィンテージマウスピースはとても良い作りで、作者の思いが伝わってくるようなものが非常に多く、強く感銘を受けたことをきっかけに、当時のヴィンテージマウスピースと現代の音楽の融合するような新たなマウスピースを作りたいという想いからGottsuはヴィンテージモデルを展開しています
▼Gottsuマウスピースのラインナップ
<合成樹脂製>
■Sepia Tone Bebop 合成樹脂製
Gottsuの中でも唯一野合成樹脂製マウスピースです。エボナイトを主流にマウスピースを製作されたそうですが、それとは別の素材で作成してみよういう好奇心とヴィンテージマウスピースの出会いから制作に至たりました。中音域が強調され、柔らかい音色でありながら、スピード感のある音も出せ、ダイナミックレンジの広い傾向です。ジャズ、ビバップ、ポップス、フュージョン向けのマウスピースです。
<ラバー素材>
マウスピースを製作するうえでは、素材が特定の音に強く反応するのではなく全ての音に反応するといった性質が求められます。そして、その性質を持っているのがエボナイトです。世界中のエボナイトを取り寄せ、研究を重ね、厳選したエボナイトを採用しています。特にVI マーブルのエボナイトは特注素材でGottsuオリジナルのエボナイトを使用しています。
■Sepia Tone VI エボナイト製
Gottsuマウスピースの中でスタンダードなモデルです。吹きやすく、渋めの響きがある音なのでジャズ向けのマウスピースです。
■Sepia Tone VI Marvel マーブルエボナイト製
マーブルエボナイトはGottsu特注素材でできており、シャンクシャンクの端面が18金メッキのリングを付けています。ジャズ向けのマウスピースですが、通常のSepia Tone VIに比べて、抵抗感が強く、パワフルです。
■Jazz Soloist エボナイト製
チェンバーの形状が馬蹄形になり、音色は丸く、優しい音になる傾向です。装着するリードの種類によってジャズだけでなく、ポップスやクラシックでも対応できるマウスピースです。
■Jazz Soloist Marvel マーブルエボナイト製
Sepia Tone VI Marvelと同じく、Gottsu特注素材でできており、シャンクシャンクの端面が18金メッキのリングを付けています。チェンバーの形状は馬蹄形なので音色の傾向はJazz Soloistと似ていますが、素材やリングがついていることでより抵抗感が強くパワフルになりました。ジャズやポップス向けのマウスピースです。
■Sepia Tone VI Custom エボナイト製
プロサックスプレイヤーからハイバッフルのマウスピースを作って欲しいという意見から誕生したマウスピースです。音色の傾向としては明るくパワフルで、メタルに引けを取らないエッジとパワーがあります。ジャズ、フュージョン、ポップス向けのマウスピースです。
■Sepia Tone シリコンラバー製
明るく吹きやすい初心者におすすめのマウスピースです。ヴィンテージマウスピースに近づけるためにエボナイトではなくシリコンラバー素材を使用しています。Sepia Tone VIが誕生し販売終了にする予定のモデルでしたが、初心者の方を中心に人気が高いため現在でも同じ製法で作成しているマウスピースです。ジャズ向けのマウスピースです。
<メタル素材>
Gottsuは1930年代ヴィンテージマウスピースの成分分析を行い、当時の素材を再現したVintage Brassを採用しています。Metal HL 2018はGottsu独自の錫合金素材を使用しています。
■Sepia Tone Master 2021 真鍮製(Vintage Brass)
2021年にGottsuが創業して10周年の際に制作されたマウスピースです。テナーサックスのプロジャズ奏者のヴィンテージマウスピースを元にGottsuの10年間の技術を詰めたマウスピースです。音色としては厚みのあるダークな音色でジャズ向けです。
■Double Ring 真鍮製 (テナーのみ)
70年も前に作られたジャズ奏者に愛用されたオットーリンクのヴィンテージマウスピースを解析し、試作を重ねたマウスピースです。渋く雑味はありますが、暗すぎない音色の傾向です。ジャズ向けのマウスピースです。
■Metal HL 2018 錫合金製
Gottsuの中で唯一の錫合金素材でできています。素材からエボナイト製に近い響きの傾向です。旧モデルのMetal HLの設計や生産方法などを見直し、太く、明るい音色になる傾向です。ポップスやフュージョン向けのマウスピースです。
■Sepia Tone Jazz Metal 真鍮製
メタル製マウスピースの中でもスタンダードなモデルです。ヴィンテージマウスピースの素材を分析し、当時の真鍮に近い素材を使用しています。輪郭のあるダークで太い音になる傾向でジャズ向けのマウスピースです。
▼Metal HL 2018
Metal HL2018はフュージョン黄金時代である1980年代のハイバッフルのマウスピースを元にGottsuなりにエッジが立つようアレンジを加え音が太く明るい存在感のあるよう作られたマウスピースです。Gottsuのメタルモデルの中で唯一の錫合金素材を使用したモデルで錫合金素材は響きがエボナイトに近く倍音が豊かな音色が特徴です。日本ではフュージョンのプロアーティスト達から絶大な支持を得ているマウスピースです。
-Gottsu 後藤将彦氏コメント-
テーブルが曲がっている。レールが左右非対称。つくりが荒い。通常では考えられないのですが、 アーティストをはじめ、多くの人々の心を掴んでやまない伝説のマウスピースがあります。じゃじゃ馬みたいで初心者では少し手に負えないマウスピースですが、 その暴れ具合をコントロール出来るととてもすばらしい音色のとりこになります。 このマウスピースの本当の本質は、エッジが立つブライトなマウスピースの印象が強いと思いますが、実はダークな部分も兼ね備えており、とても魅力的なマウスピースなのです。そんなマウスピースを目指したのがMetal HL 2018。このモデルはMteal HL (旧モデル)のデザイン・生産方法等全てを一から見直し、旧モデルからより良い進化をさせたモデルです。
素材 : 錫合金 ※ロストワックス製法のため、表面に細かい巣穴がある場合がございますがマウスピースの性能には問題ありません。
チェンバー形状:ミディアムラージチェンバー、かまぼこ型
バッフル:ハイバッフル
音色と特徴:太い、エッジがある、フュージョン向け、雑味のある音色
スタイル:ポップス、フュージョン
推奨リード:天然素材のリード
※ロストワックス製法...ワックスを削って原型を作成し原型の周りを鋳砂や石膏などで固めます。ワックスを溶かして空洞を作成し鋳型の空洞に溶けた金属を流し込んで作成する製法。複雑で寸法精度の高い形状を作成するときに用いられることが多いようです。
▼Metal HL 2018 ソプラノサックス用のラインナップ
楽器 モデル名 TIP OPENING 1/100mm
ソプラノサックス
5 1.4mm
6 1.5mm
7 1.6mm
8 1.7mm
Gottsu mouthpieces ゴッツ マウスピース
■楽器:Soprano saxophone ソプラノサクソフォン
■シリーズ:Metal HL 2018 メタル HL 2018
■モデル:7
■TIP OPENING ティップオープニング:1.6mm
■素材:錫合金
※装着できないなどの返品/交換は一切できません。細かい仕様が画像と変わる場合がございます。