このリードはまず今までの音が出るということを一度リセットし、本来サックスを吹くこととは、どういうことか追及した商品です。
こちらの商品は【LLサイズ バリトンサックスリード用】です。
▼目的と効果について
普段使用しているリードをこちらのサイレントリードに変えて練習します。
リードという名前ですが、実際は振動するようなものではなく音が小さくなるのではなく音がならなくなります。
「腹筋、背筋を使って腹式呼吸でしっかりと息を入れること」を音が出せない環境でも練習ができるように作られたリードです。
音量が出せない場所では、通常のリードでは小さい音にするしか実際に息を入れた練習は難しいですが。こちらであれば通常の演奏時と同じようにたくさんの息を入れても音はでませんので、演奏時に近い感覚で運指練習や、息をたくさん使う練習ができ、楽器をしっかり鳴らすための基礎的な体の使い方を身に着けやすいかと思います。
リードが少し厚めなので厳密にいえば正確なアンブシュアで本来の感覚で演奏することは難しいかもしれませんがこちらで練習することで口周りの筋肉も鍛えることができます。初心者は口周りの筋力が少なくピッチも安定しにくいですので、おすすめです。
▼Silent Reedとは
このリードはまず今までの音が出るということを一度リセットし、本来サックスを吹くこととは、どういうことか追及した商品です。
楽器を吹く上で大事な要素のうちの1つとされている「腹筋、背筋を使って腹式呼吸でしっかりと息を入れること」を音が出せない環境でできるメリットがあります。
サックスの音を鳴らすにはまずリードを振動させる必要がありますが、こちらのサイレントリードはフェイシングに沿ってリードを厚くした固形の板で振動する部分を強制的に止めるように作られているので音が出ません。
また息が通るようにリード裏先端部分に溝が彫ってあります。サイレントリード自体が振動することはありませんので、息は入りますが楽器からは音が出ないという仕組みです。
▼使い方
普段使っているマウスピースにサイレントリードを装着して演奏してください。(普段ご使用のリードは使用しません。)
金属製のリガチャーは締めすぎるとリガチャーが切れてしまうことがあります。普段お使いのリードよりサイレントリードは厚めであると思いますのでご使用の際はご注意ください。
樹脂製なので水洗いもできて衛生的に使えます。
▼吹奏感について
多少ですが抵抗感(息の通り具合)を変えることが可能です。
・リードをマウスピース先端より内側にセッティング...できた空間が広くなるため、息の通りがよくなり結果抵抗感が減ります。
・リードをマウスピース先端より出してセッティング...できる空間が狭くなるため、息の通りが少なくなり結果抵抗感が増えます。
▼音量について
サイレントリードは音は小さくなるのではなく音がならないように作られています。
※マウスピースのティップオープニング(マウスピース先端とリードとの隙間)によっては小さい音がなる場合があります。
〜対処方法〜
・サイレントリードの先端部30ミリぐらいを80度ぐらいのお湯に約10秒間つける。(一時的に柔らかくなります。)
・マウスピースに、一時的に柔らかくったサイレントリード指でおしあて、流水などで冷やしてください。(リガチャーは装着しません。)
▼サイズラインナップ
・S ソプラノサックス
・M アルトサックス
・L テナーサックス、バスクラリネット
・LL バリトンサックス
・CL クラリネット
▼製作者 後藤将彦氏のコメント
私は常日頃、いかにいい音で、演奏するために、マウスピースを研究開発しております。また、ひとりのサックス奏者として、いつでもどこでも吹けたら、どんなに幸せだろうと、常日頃考えていました。新型コロナウイルスの影響で、演奏する機会が少なり、練習する場所もほとんど行けない状況で、何とか皆さんには、サックスを吹くことを辞めないでほしいという願いからこのリードを開発しました。サックスは、音が出たほうが気持ちいいです。それは十分すぎるほどよくわかっています。小さい音で吹く練習もいいと思います。ただ、腹筋、背筋を使って、腹式呼吸で、しっかりと息を入れること!これを忘れないでほしいです。 普通の演奏ができるその時まで練習をして、LIVE活動再開!というのはどうでしょう。最初は、音が出ないことに戸惑いがあると思います。しばらくすると、慣れてきて普通に吹いてる感覚が得られると思います。 まずはユーチューブご覧ください。
■サイレントリード 練習用
■サイズ:LLサイズ(B.Sax)
■樹脂製
※細かい仕様が画像と変わる場合がございます。
※マウスピースのティップオープニング(マウスピース先端とリードとの隙間)によっては小さい音がなる場合があります。