新品ですがメーカー(ノナカ貿易)アウトレット。理由はF補正管ヤケド ベルフレア凹みですが当店では以下の症状も確認しました。ベル胴キズ,マウスパイプ支柱付近ラッカー不良,F補正管枝管キズ,ベル支柱/ベルリングにヤケド跡,Fレバー/第1レバー裏キズ,第2抜き差し管裏半田汚れ 他。アメリカサウンドが好きな方におすすめ。力強く吹き応えのある吹奏感に柔らかい重厚な音色。中細ベルで太ベルよりタンギングが楽でスタッカートもクリアに響かせることができる傾向。 中細ベル特有の明るく輝かしい音色 特に中高音域での響きは魅力的。 太ベルより抵抗感が少ない■HOLTON double horn French horn HR 478ER ホルトン フルダブルホルン フレンチホルン■Holton Model■F/B♭調■アメリカンシャンク■4ロータリー,1〜4 コードアクション 紐式■クルスペタイプ■デタッチャブル ツーピース■ボア 11.89mm .468"■ミディアムスロートベル 12 1/4"■イエローブラスベル■マウスパイプ 7.87mm .310" ニッケルシルバー製■ロータリ?材質/ロータリ?ポート:ブラス■クリアラッカー仕上げ■可動式指かけ■セット内容:楽器,ケース,マウスピース,ローターオイル,クロス,6角レンチ,保証書
新品ですが、メーカー(ノナカ貿易)アウトレット商品。F補正管ヤケド、ベルフレア凹みがメーカーのB級の内容ですが当店では以下も確認しました。ベル胴キズ、マウスパイプ支柱付近にラッカー不良、F補正管枝管部分にキズ、ベル支柱、ベルリング付近にヤケド、Fレバー、第1レバー裏にキズ、第2抜き差し管裏 半田汚れ、細かいキズこれらの内容においてはメーカーでは通常許容範囲とされている部分です。参考画像をご確認下さい。
Holton Model(ホルトンモデル)フォーカスモデルの礎となった伝説のホルトンシリーズ。フルダブルホルンのベーシックとなったスタンダードモデルです。
▼調整について
フルダブルホルン(および一部のセミダブルホルン)は一般的に第4レバーを押してF管→B♭管に切り替える「押しB♭」での演奏が一般的ですが、こちらのモデルはその逆である「押しF」への変更が可能となっています。(リバースシステム)詳細は別ページ【押しF調整について】をご確認下さい。押しFへの変更/ロータリー動作チェックなど、出荷前調整と一緒でしたら無料にてご対応可能です。
▼HOLTONについて
1898年、シカゴ・マジソンストリートのビル3階に2室の楽器店を開業したのがホルトン社の始まり。有名なジョン・フィリップ・スーザ・バンドの首席トロンボーン奏者だった フランク・ホルトンは、開業と同時にトロンボーン用のスライドオイル、 フォーミュラエレクトリックオイルを発売。発売以来ホルトンオイルは100年間以上のベストセラー品。19世紀より金管楽器を製作しホルトンの設計する斬新なデザインは多くの奏者から 愛用されるようになりました。ホルトン社のフレンチホルンの開発は フィリップ・ファーカス、バリータックウェル、 エセル・マーカー等のパーソナルモデルから、ルイス・スタウト、リサ・ボントレジャー などのトッププレイヤーのアドバイスにより圧倒的なラインナップを完成。金管楽器の総合メーカーとして世界中に広く知られ 2004年8月、 アメリカの管楽器メーカーとして最も長い歴史を誇るConn-Selmer社(旧・Selmer USA)に 経営権を譲渡し より一層の発展を目指しています。
▼Holtonのホルンラインナップ
ホルトンシリーズ(フルダブルホルン)
H3XXER→ワンピース型 H4XXER→デタッチャブル型
マウスパイプは全てニッケルシルバー
・H378ER/H478ER...ベル材質イエローブラス、ミディアムスロートベル
・H379ER/H479ER...ベル材質ニッケルシルバー、ラージスロートベル
ファーカスシリーズ(フルダブルホルン)
H1XXER→ワンピース型 H2XXER→デタッチャブル型
マウスパイプは全てニッケルシルバー
・H179ER/H279ER...ベル材質ニッケルシルバー、ラージスロートベル
・H180ER/H280ER...ベル材質イエローブラス、ラージスロートベル
・H181ER/H281ER...ベル材質ローズブラス、ラージスロートベル
・H177ER/H277ER...ベル材質ニッケルシルバー、ミディアムスロートベル
・H178ER/H278ER...ベル材質イエローブラス 、ミディアムスロートベル
シングルホルン
・H602...F管シングル、ベル/マウスパイプ材質イエローブラス 、ミディアムスロートベル
▼調子の違い
・Fシングル...シンプルな構造で安く手に入るホルン。自然で無理のない巻きによるスムーズな吹奏感。ホルンの基本の調はF調(inF)であることから楽譜はFで書かれていることが多い。F管なら移調読みをせずそのまま演奏可能。ナチュラル・ホルンに近い音色で、ホルン本来の豊な音色を充分に引き出し、太く深みのある落ち着きのある音色を奏でてくれることでしょう。管の長さからホルン吹きに必要な「上手な息の流れを作る練習」に適しています。息の圧力、スピード、アタックに対してシビアになれる楽器と言えるかもしれません。
・B♭シングル...明るく軽い吹奏感が特徴です。Fシングルに比べると息も入れやすくアタックも明瞭。高音もきれいに鳴りますのでソロにもお勧め。Fシングル同様まだ楽器は軽くて扱いやすい方です。F管より4度高い調子で、F調(inF)で記された楽譜は読み替えが必要。
・F/B♭フルダブル...上記2つの調の管が1つになったもの。近年これが主流。それぞれ独立した2つの調性をバルブで切り替えることができます。シングルに比較して音程、音色、正確性、パワーなどをレバーひとつで切り替えることで臨機応変に使い分けが出来るのですが操作性が良いということはそれだけ使用する管もパーツも多く重さがあります。
▼ベル材料について
素材となるブラス=真鍮とは銅と亜鉛を混ぜたもので、この配合率によって素材の強度や色が変わり、音色、吹奏感に違いがでます。銅の比率が上がるほど、音色に温かみが出ると言われます。イエローブラス製が一番定番。また、ホルンにはニッケルシルバーのモデルも多くあります。H478ERはベル材質がイエローブラス、マウスパイプ はニッケルシルバー製です。
・イエローブラス...明るく、張りのある音色。シリーズ問わず多くはイエローブラスが主流です。銅が70%、亜鉛が30%。
・ゴールドブラス...幅のある豊かな音色。銅が75〜85%、亜鉛が15%〜25%ほど。
・レッドブラス(ローズブラス)...より柔らかく落ち着いた音色。銅が85〜90%、亜鉛が10%〜15%ほど。より丸みのある音色に、深い響きを与えます。
・ニッケルシルバー..音のレスポンスが良く、深く重厚な音色。銅50〜70%、亜鉛10〜30%、ニッケル5〜30%ほど。
▼ベルタイプ
H478ERはデタッチャブルタイプです。(ツーピース)
・一体式(ワンピース)...ベルが取り外せないタイプ。デタッチャブルに比較し明るい音色が特徴。両ラインナップがあった場合、価格は一体型の方が安いです。
・デタッチャブルタイプ(ツーピース)...デタッチャブルとはベルが取り外すことができコンパクトになるために持ち運びに便利。一体型に比較し、深みのある音色。
▼仕上げについて
塗装の違いで濃いゴールド、薄いゴールドの違いがあったりもします。塗装の違いで音色や吹奏感にも違いがでてきます。H478ERはクリアラッカー仕上げです。
・クリアラッカー...透明なラッカーでパワフルで音抜けがよく艶やかな音色になる傾向です。
・ゴールドラッカー...クリアラッカーを混合してつくられており、濃いめのゴールドになります。大差はないですが、シャープで音の立ち上がりがよいと言われたりします。
・銀メッキ...ラッカーよりも塗装がやや厚いため、抵抗感が少し強く感じる傾向にあります。また柔らかな音色が特徴的で表現力を求める演奏にも向いています。
▼バルブシステム
H478ERはコードアクションです。Holtonはアメリカの会社でアメリカではコードアクションが主流なこともあってかHoltonのモデルは全てコードアクションです。
・メカニカルアクション...いわゆるメカ式といわれるもの。紐を使用していないため紐の緩み、切れによる不良が起きないことです。操作性についてもレスポンスがよく素早いパッセージにも反応できます。
・コードアクション...紐式。紐式とよばれるもの。紐の交換が定期的に必要ですが、レバー操作が滑らかで静かなのが特徴です。また紐の長さを調整することでレバーの高さを自由に変えることが出来ます。
▼管の巻き方
・ガイヤータイプ...4番ロータリーが一直線に並んでいる。シンプルな巻きで抵抗感が少なく明るく輝かしい音になる傾向。初心者にはこちらが吹きやすくはなる。
・クルスペタイプ...4番ロータリーが左手親指側に少しずれており、一直線にならんでいない。ベルの巻が複雑なため、抵抗感があり豊かで重厚な音色になる傾向。H478ER含めてHoltonのモデルはクルスペタイプです。
▼ベルサイズ
ホルンは演奏時にベルに右手を挿入し、音程や音色を調整します。 ホルンでいうベルサイズとは右手を入れたときに各指の第3関節に触れる部分をさします。こちらH478ERはミディアムスロートベル(中細ベル)で明るさを保ちつつ深みのある音色。他、細ベルはなどは明るく張りのある音色、太ベルは大きく豊かな音色になります。
▼H478ERのおすすめ箇所
アメリカサウンドが好きな方にはおすすめしたいHoltonです。北米中心で使用されてきたクルスペタイプの楽器がラインナップされており力強く吹き応えのある吹奏感に柔らかい重厚な音色が特長です。またベルサイズは中細ベルになり太ベルよりタンギングが楽でスタッカートもクリアに響かせることができる傾向です。 中細ベル特有の明るく輝かしい音色、特に中高音域での響きは魅力的です。同じ仕様でベルがワンピースタイプのH378ERがありますが持ち運び、また音色、吹奏感が変わってくるのでここはお好みの方を選んでいただければと思います。 太ベルに比べると抵抗感や鳴らすのに必要な息の量がやや少ないので抵抗感が強いのは苦手、また始めてそう日が経っていない方にもおすすめです。
HOLTON double horn French horn HR 378ER ホルトン ダブル ホルン フルダブルホルン
■管楽器 フレンチホルン
■Holton Model ホルトンモデル
■調子:F/B♭調 (B♭/F切り替え可)
■ロータリー:ブラス製 4ロータリ− ストリングアクション
■アメリカンシャンク
■バルブシステム:4ロータリー、1〜4がコードアクション(紐式)
■管の巻き方:クルスペタイプ
■デタッチャブル ツーピースタイプ
■ボア:11.89mm(.468")
■ベルサイズ:ミディアムスロートベル(ベル径:12 1/4")
■ベル材質:イエローブラス
■マウスパイプ:7.87mm(.310")ニッケルシルバー製
■ロータリ—材質/ロータリ—ポート:ブラス
■クリアラッカー仕上げ
■可動式指かけ(付属の6角レンチで調整)
■押しF変更可能(リバースアクション)
■オプションネーミング:ホルトン
■ウォーターキーなし
※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
セット内容
■楽器 本体
■ハードケース
■マウスピース ファーカスMC
■ローターオイル
■スライドグリス
■クロス
■6角レンチ
■保証書