高額品/代引き不可。1970年代にアメリカのエド セイヤー氏が考案したセイヤーバルブといわれる円錐型のバルブシステムのXOオリジナル品。気密性 操作性に優れ どの音域でもムラの無い吹奏感を実現。ベル形状 支柱の取付位置や形 使用する材質等あらゆる角度から研究開発し 現代の奏者に合った理想系。程良い開放的な吹奏感でコントロールしやすく 繊細で遠くまで響くピアニシモ 重厚なフォルテシモを生み出す。可動式のF&G♭レバーは位置や形にも配慮し 小さな手の人が使用しても持ちやすく容易に操作。■XO 1240L-T Bass Trombone Yellow brass Axial Flow Valve エックスオー バストロンボーン イエローブラス ダブルアキシャルフローバルブ トロンボーン■旧型番 RB-L■調子 B♭/F/G♭/D管■ボアサイズ 約14.2mm 太管■ベルサイズ 9-1/2インチ■イエローブラス製ベル /二枚取り■スライド材質 イエローブラス■ラッカー仕上げ■セット内容:本体,ケース,マウスピース ラージシャンク,インターロック式マウスパイプ3本,スライドオイル,レバーオイル,ローターオイル,クロス,ウォータースプレー,保証書
高額品につき代引き不可
〜XOブランドについて〜
本来、ブランデーの最高級を意味するエクストラ・オールド(extra old)を略したXOブランドは、日本の管楽器メーカー 株式会社グローバルが開発・プロデュースし、台湾の管楽器総合メーカー功学社(KHS)で製造されているブランドです。管楽器において最高峰とされるブランドの多くはヨーロッパやアメリカ、日本に多くありますので、それ以外の製造国へ持つイメージはあまりよくないかもしれません。しかしながら日本人にとって一番ポピュラーであるヤマハも日本製は徐々に減り今はインドネシアや中国製が多くなってきました。低価格帯には確かに中国製などは多いのですが台湾はそれよりも品質が良いと言われ各国内のメーカーや有名なブランドにも実は台湾製は多く存在しています。XOもそんな製造国と品質を言われるような立ち位置もなく今や信頼されるトロンボーンのブランドとして君臨しています。
〜トロンボーンの種類と操作性〜
トロンボーンはとても一見同じように見えても実は種類が多い楽器で、操作性や演奏する楽曲、求める音色などによって選ぶのですが、大きくわけて3種類(テナー/テナーバス/バス)あります。スライドを伸縮させ、管の長さを変えることで音程を切り替える奏法で演奏します。手が短めの方、体が小さい方は、遠いポジションの音ほど早い曲の演奏は大変になります。ピストン楽器などと同じようにスムーズな演奏をするためには独自の技術が必要になりますが、選ぶ楽器によってその演奏がラクになる場合があります。ただし、楽器の特性によってそれが「吹きやすい」かどうかは人それぞれで、楽器の善し悪しでありません。
▼テナートロンボーン...一番安いのがテナー。トロンボーンの基本形で、B♭管です。とてもシンプルな構造で楽器自体が軽く扱いやすいです。ただ、遠くに腕をのばさなくてはいけない音階があり苦労される方もおられます。
▼テナーバストロンボーン...上記テナートロンボーンに、主にF管を取り付けたものです。テナーはB♭管ですが、レバーでF管に切り替えられます。これによって低音域が拡大し、遠くに腕を伸ばさなくても同じ音程が出るしくみです。操作性が向上しますので早いパッセの曲を演奏する場合や体格や経験によってこちらを選ぶ場合があります。ただし、管が増えますので楽器が重くなります。
▼バストロンボーン...B♭管のテナーバストロンボーンを更に太くした楽器で、B♭管では出せない低音域を補うために、音を低くする為の管を1個ないし2個装着し、ロータリーヴァルブにより切り替えをする装置のついた楽器です。管が太い点以外はテナーバスと同じですが、大きい口径のマウスピースを使用することで、低い音がより出しやすくなります。XOのバストロはアキシャルフローバルブ製品のみになります。
〜XOトロンボーンのラインナップ〜
▼バストロンボーン...ダブルアキシャルフローバルブが特徴でベル素材違いでイエローブラスとゴールドブラスがあります。(1240L-T/1240RL-T)
▼テナーバストロンボーン(アキシャルフローバルブ)...3角形のセイヤーバルブ仕様。息抜けにこだわった製品。ベル素材違いでイエローブラスとゴールドブラスがあります。太管のみ。(1236L-T/1236RL-T)
▼テナーバストロンボーン(ロータリーバルブ)...ごく一般的なテナーバスにベル素材違いで2モデル。(1236L/1236RL) オープンラップ(管の巻きの違いで抵抗感が少ない)に同じくベル素材違いで2モデル。すべて太管です。(1236L-O/1236RL-O)
▼テナートロンボーン...ジョンフェチョックモデルの細管でベル素材違いで2モデル。(1632GL-LT/1632RGL-LT)
〜ボアサイズと音色〜
ボアというのは管の円周部分の直径のことで、このサイズの違いで息の量や抵抗感に変化があり、結果音色が変わります。スライドのマウスパイプ側とジョイント側で異なるボアサイズを組み合わせたものをデュアルボアと呼びます。
▼細管/中細管...直径が小さいですので必要な息の量が少ないために吹きやすく、音色は繊細でしっとりとしたものになります。初心者はこちらが良いですが、音にスピード感も出ますので、上級者でも高音域を専門に演奏する方に選ばれ、特にジャズ、ポピュラー等には向いています。テナートロンボーンは細管、中細管のものがほとんどです。音量が欲しければ練習を積んで太管の楽器を選びましょう。
▼太管...息の量も必要となり音色・音量ともに豊かで華やかなものとなります。オーケストラの一番奏者向きで、しっかりした息と正しい奏法で吹くと美しく豊かな音が出ますが、技術と体力が必要です。吹ける上級者であれば機能性にも優れ上から下までまんべんなく演奏できます。
〜カラーと素材の違い〜
XOトロンボーンのラインナップはシンプルで選びやすいですが最終ベルのカラーで悩む方もおられるかもしれません。見た目は重要ですが音色の傾向が違います。
▼イエローブラス...明るく、張りのある音色
▼ゴールドブラス...幅のある豊かな音色
〜アキシャルフローバルブ〜
1970年代にアメリカのエド・セイヤー氏が考案したいわゆるセイヤーバルブといわれる円錐型のバルブシステム。XOのシステムはエックスオーのオリジナルのものとなります。気密性、操作性に優れ、どの音域でもムラの無い吹奏感を実現します。金、銅、ニッケル等、各素材の使用する場所や方法を研究し、よりクリアで遠達性のあるピアニシモ、重厚で響きの豊かなフォルテシモを生み出します。とりあえず、ロータリーバルブよりも息の流れがスムーズで抵抗感が少なく吹きやすい。あえてこのシステムの短所を上げますと表面積が多くなる故、気密性が悪いなどとも言われますがXOトロンボーンは気密性にも優れています。またこのように言われているのは通常のものに慣れた奏者がまっすぐに息が入る抵抗感の少なさからこのように感じられることもあるかもしれません。かなり抜けが良いため、もう少し抵抗感が欲しいかたはオープンラップモデルもおすすめです。
〜その他の特徴〜
▼インターロック式マウスパイプ
3本のマウスパイプを標準装備し、吹奏感や音色を選択できます。また、インターロックシステム(スライド側にネジを取り付けマウスパイプを引き込み固定)の採用により、マウスパイプを常に同じ位置で固定し、パイプ自身の回転も防ぎます。
1:標準タイプ 真鍮製
2:標準タイプ 銀製
3:ロングタイプ 真鍮製
▼オリジナル可動式Fレバー
手の大きさに合わせ、レバーの位置や角度を変えることができ、F管の操作を容易にします。
▼リバースシステムF管
F管内部の段差を少なくし息の流れをスムーズにしました。また支柱の取り付け位置に配慮しB♭-Fの切り替え時の抵抗の違いを軽減しました。
XO 1240L-T Bass Trombone Yellow brass Axial Flow Valve エックスオー バストロンボーン イエローブラス ダブル アキシャルフローバルブ
エックスオー・バストロンボーン1240モデルは多くの歳月を費やし、数多くのプレイヤーの意見を取り入れ完成しました。ベル形状、支柱の取付位置や形、使用する材質等あらゆる角度から研究開発し、現代の奏者に合った理想のバストロンボーン製作を目指しました。程良い開放的な吹奏感でコントロールしやすく、繊細で遠くまで響くピアニシモ、充分なキャパシティで重厚なフォルテシモを生み出します。また、可動式のF&G♭レバーは位置や形にも配慮し、小さな手の人が使用しても持ちやすく容易に操作でき、素早いレスポンスを可能にしてくれます。
■管楽器 スライド式 トロンボーン
■旧型番:RB-L
■調子:B♭/F/G♭/D管
■バルブシステム:ダブルアキシャルフローバルブ
■ボアサイズ:約14.2mm 太管
■ベルサイズ:9-1/2インチ
■ベル:イエローブラス製 /二枚取り
■スライド材質:イエローブラス
■仕上げ:ラッカー
※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
セット内容
■楽器 本体
■ケース
■インターロック式マウスパイプ3本
■マウスピース ラージシャンク(太管)
■スライドルーブ(スライドオイル)
■ライトベアリングオイル(レバーオイル)
■バルブオイル(ローターオイル)
■ウォータースプレーボトル
■クロス
■保証書