■ Bフラット クラリネット、Aクラリネット兼用
■フェイシング:19mm
■ティップオープニング:1.05mm
■素材:フェノール樹脂
※細かい仕様が画像と変わる場合がございます。
▼4Cが付属しているヤマハのクラリネット例
・YCL-255
・YCL-450
・YCL-650
マウスピースには色々ありますが吹き心地や音色に違いがあります。
管楽器は口元に近づくほどその影響を受けやすいと言われ、クラリネットであればまずはリードが一番分かりやすいと思います。次にマウスピースあたりでしょうか。
値段も色々ありますが、ヤマハ4Cはスタンダードで最も安い類のマウスピースです。
これらのマウスピースはただの黒い物体のようで、素材が色々あり、このCL-4Cの素材は樹脂製、いわゆるプラスチックです。
相場でいうとその上のグレードにはエボナイトという素材が用いられ、エボナイトであればかなりのセール品でなければこの価格帯では手に入らないでしょう。
プラスチックであることでより安く製造できるのです。
素材の違いと形状の違いによって選ぶのですが、マウスピースには個体差があり、プラスチックであるこちらにも見た目で分かるくらいの個体差はどうしてもあります。
4Cは安いからあまり良くないと思うかもしれませんが、ヤマハのスタンダードモデル本体に付属しているマウスピースがほとんどこれです。
上位モデルだと、素材がエボナイトであるCL-4CMが付属していたりもしますが、フェイシング、ティップオープニングは基準となるこのサイズになりますので、スタンダードなマウスピースとして探している方にはおすすめです。
さらに安い、いわゆるノーブランドもありますが、最初にお伝えした通り、繊細に感じられるマウスピースにおいてはサイズの不明なノーブランドを使用し続けスタイルを確立してしまうというのは少々問題かもしれません。
ヤマハのものは個体差のある中でも品質はやはり安定しています。無難です。
クラリネット本体とマウスピースの相互性においては「マウスピース側」の違いや種類はサックスほどの違いはありません。
サックスにはマウスピース側の内径、外径が結構違うものが多く存在しています。
ジャズ系のもの、メタル系のものだとかなり違うものがあり、ネックのコルク側に加工が必要なものが多々あります。
それと比較し、クラリネットは基本「スタンダードなもの」になり、外径や内径にサックスほどの種類がありません。
その種類の違いは需要の違いもありますが、装着においてクラリネットでもオールOKというわけでもありません。
またサックスはネックとマウスピースの深さでチューニングを測りますのである程度柔軟な対応も可能な場合がありますが、クラリネットにおいてはそういった仕様ではありません。
マウスピース側の形状の種類は少ないですが、コルク部分での若干の差異で窮屈であったりはあります。
新品の本体とマウスピースはとてもキツいですが、馴染めば段々と緩くなりますよね。
コルクは劣化で縮小していきますので、最初はある程度大きめとなっているのが基本です。
きつめに感じられる場合には最初は多めのコルクグリスを塗り、馴染ませる必要があります。
万が一入らなければコルクを少し削って調整する必要もでてくる場合がございます。
個体差は製品不良ではありませんので殆どありませんがヤマハ対ヤマハでも入りにくい場合もあるということです。
■ヤマハ 管楽器 お手入れセット クラリネット用 KOSCL6
■セット内容:
※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
サステナビリティの観点から、不要なプラスチック系素材の使用量を削減した商品です。パッケージはありません。
また出荷時に中身をバラバラにして出荷させていただく場合がございます。
セットの内容は変わりませんが、画像とカラーや仕様が異なる場合がございます。(返品交換不可)
クラリネット用 ヤマハ 管楽器お手入れセットKOSCL5からKOSCL6にかわりました。
<なくなったもの> ※こちらのセットには入っていません。
<増えたもの/変更したもの>
<変わらないもの>
吹奏楽入門者、初心者にはお手入れはどうすればいいか、何を買えばいいかすら難しいですよね。
ヤマハの管楽器もメジャーですが、お手入れセットシリーズは昔から管楽器奏者にはとってもスタンダードな商品です。
まず必要なものが一通り揃っていますので、プレゼントとして楽器を贈られる方も一緒に渡してあげれば安心ですよ。
楽器はどれもそれなりのメンテナンスが必要になりますが、管楽器はとても繊細で毎回の練習前、また練習後にもお手入れが必要になる楽器です。
お手入れの不備で起こってしまう故障についてはメーカーの保証がきかないことが多いですので、高額な修理代がかかってしまうこともしばしば...
過度に磨いたりする必要はないですが、外観よりも内部のお掃除は大事な部分ですので、しっかりとお手入れ、お掃除をしましょう。
もちろん、ヤマハ以外の管楽器にもご使用頂けます。
▼お手入れの目的
楽器を演奏した後に楽器の水分を取ることは非常に大事なお手入れです。
これを怠ると次第に楽器の状態が悪くなり修理が必要となる場合がございます。
管楽器を購入する際にお手入れ用品が必要かどうかをご確認される方がおられますが、お手入れをしなくても数日で壊れるものではなくとも
お手入れ用品をたくさんもっていてもしっかり使えていなければすぐに修理行きの場合もあれば、少ないお手入れ用品でもちゃんとお手入れが行き渡っていれば長くメンテナンスを必要しない場合もあります。
またご使用頻度や使い方によっても個人差はありますので、一概に誰でも同じものがおすすめということではありません。
楽器の良い状態でできるだけ長く使用できるために丁寧にまたその楽器に合ったお手入れをすることが必要となります。
管内に水分を残したままにしてしまうとタンポなどに付着し、タンポのベタつきや状態変化を引き起こす原因となってしまいます。
楽器の良い状態が長く続くかどうかはお手入れ次第のところもありますので丁寧なお手入れを心がけてくださいね。