紬・大島他湯通し

湯通しとは湯に通して糊落しをすることです。
着物のお仕立てをする前の反物の状態時に、大島・紬など織物の製造段階で用いた植物性の糊を湯に通して落とす作業です。 織り上がった反物の糊を、40度前後の温水にて洗い落とし、適度な柔らかさに処理し、反物の本来の風合いを引き出します。
すぐにお仕立てをされない場合でも、先に湯通しをしておくことをおすすめします。