昭和56年以来、多くの方々に愛飲されてきた「富士玄米酢」がこの程リニューアルしました。名前を「富士玄米黒酢」とすることで、「玄米酢って、黒酢のことですよ!」というのをわかりやすくしたわけです。
富士玄米黒酢には他社の一般的な製品にはない特長があります。「原料の質」と「造り方」の2点です。それによって、(1)安全で、(2)アミノ酸の含有量が多い、黒酢になりました。
原料米は農薬を使わない玄米だけを使用しています。山の一番上の棚田で収穫した無農薬米を使っている、従来の食用米酢の姉妹品「富士酢」と同じ米です。
「玄米には白米の3倍もの農薬が含まれている」という報告があります。この量は玄米の表皮に多く含まれるもので、3倍量のまま製品に混入するわけではありませんが、「農薬は使用していない」ほうがよいことは確かです。だからこそ、製造元・飯尾醸造では45年前から無農薬米にこだわってきました。
製造方法については、富士玄米黒酢は古式「静置発酵法」でじっくりと時間をかけ(100日程度の発酵後1年以上熟成)て造られています。一般的には黒酢は甕で造られていると思われていますが、実際は密閉したタンクで数日間発酵させたものがほとんどとか。数日間の発酵より、100日かけて発酵させた方が、当然ながらアミノ酸含有は多くなります。だから富士玄米黒酢は必須アミノ酸の8種類のほか、18種類のアミノ酸が豊富に、バランスよく含まれているのです。