糸巻棚 碌々斎好写 中村宗悦作 伝統的な茶道具 表千家 碌々斎瑞翁宗左 茶道具 二重棚 茶室の装飾 運び水指
「糸巻棚(いとまきだな)」は、表千家十一世 碌々斎瑞翁宗左(ろくろくさい ずいおうそうさ)が好んだ伝統的な棚で、四本柱の二重棚としてデザインされています。中板の各辺を弓形に刳り、糸巻の形を模した小棚の美しい形状が特徴です。
この糸巻棚は、「糸巻二重棚」とも呼ばれ、茶道具を整然と美しく収納できる実用性と、茶室に優雅さをもたらすデザインが魅力です。地板は取り外し可能で、運び水指としての機能も備えており、茶席での使用に便利な設計です。
画像では黒く見えますが、実際は深緑色をしています。