凹玉紋 1.2L 〜漆焼付け(茶) 南部鉄瓶 高橋大益
底面 :∫88mm
本体幅 :140mm
本体高さ:104mm
容量 :1.2L
凹玉紋は「ぼこ紋」と読みます。
鋳物で凹模様を作るのは、手が掛かります。アラレ模様のような飛び出す凸模様は鋳型を彫れば出来ますが、凹だと鋳型にその形分、砂を盛る必要があるのですが、これが彫るより手が掛かる仕事。下手に鉄の肉厚が減ると鋳型の中を鉄が回りにくくなるし、加減が本当に難しい方向性のデザインなのです。出来上がった様子はごらんの通り。水玉にも見える、シャボン玉のような軽さも感じる風情。
IHでも使えます。
※IHで使用する際は、火力を弱くすることをおすすめいたします。職人が作る鋳物は、取り回しの良さ=軽さを追及しますから、IHの熱伝導時の衝撃に弱いです。IHの衝撃は意外と強い力らしく、ガスの直火の2倍の衝撃とも言われます。弱火や中火で加熱するとお湯が沸くまで時間が余計に掛かりますが、長く使うためのひと手間と思っていただけたら幸い。
※鉄瓶の取扱いについては下記URLへ移動いただき、ご一読くださればと思います。
https://www.wazakka-kan.jp/%E9%89%84%E7%93%B6%E3%81%AE%E5%8F%96%E6%89%B1%E3%81%84%E6%96%B9%E6%B3%95/