内容(「BOOK」データベースより)パリ訪問中のアメリカの大富豪ワイス氏が姿を消した。モンパルナスの芸術家たちの後援者の危機に、若きディレッタント、ホーマー・エヴァンスは仲間と共に捜査に乗り出す。大戦間のパリを活写し、吉田健一も絶賛したユーモアミステリ・シリーズ第一作。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)ポール,エリオット1891‐1958。アメリカの作家・ジャーナリスト。第一次世界大戦に従軍して渡欧、戦後はパリに住み着き、フリーランスの記者、文芸雑誌編集者として活動。第二次大戦勃発後に帰国。内乱時のスペイン滞在記『スペインのある町の生と死』(37)や大戦間パリの回想記『最後にパリを見たとき』(42)はこの分野の白眉といわれている。「パリのアメリカ人」ホーマー・エヴァンズと個性的な仲間たちが活躍するユーモアと冒険に満ちた探偵小説も人気を博し、『不思議なミッキー・フィン』(39)以下、長篇八作、中篇一作が書かれた今本/渉1961年大阪府生まれ。東京大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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