内容(「BOOK」データベースより)日本各地には、婿投げ、春節、うりずん、つるし雛、闘犬、蝦夷梅雨、日の辻、蜘蛛合戦、だたちゃ豆、ガサ市、寒緋桜、など、その土地の貌を映し出す季節のことばがある。これらのことばを「地貌季語」と称して、その発掘に努めてきた著者が、一七八の地貌季語をとり上げたユニークな季語集。どのページにもゆるやかな「いくつもの日本」が描きだされており、「雪月花」を頂点に美しいことばを集めて築かれた従来の季語体系の見直しを迫る一冊。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)宮坂/静生本名、敏夫。1937年長野県生まれ、俳人、信州大学名誉教授。月刊俳句誌「岳」主宰。季題・季語体系の見直しを提唱し、季語深耕、地貌季語発掘につとめている。第45回現代俳句協会賞。著書に『俳句からだ感覚』(第1回山本健吉文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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