走れ二十五万キロ―マラソンの父金栗四三伝 熊本日日新聞社 長谷川 孝道

箱根駅伝の創始者とも言われる金栗四三は熊本県の三加和町(現和水町)出身。旧制玉名中学出の金栗は、日本が初参加した一九一二年のオリンピックストックホルム大会にマラソン選手として出場。以来、わが国の長距離走の普及と発展に努め、今日も「マラソンの父」と称えられている。一九六〇年、同じタイトルで熊本日日新聞に長期連載された記事を復刻し、新たに加筆した。

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