内容(「BOOK」データベースより)第一次世界大戦で、日本とドイツの両軍は中国の青島で激突、ドイツ軍が降伏して日本に多数のドイツ兵俘虜が送られることになる。会津出身の板東俘虜収容所所長・松江豊寿大佐は、陸軍上層部からの批判にもめげずに俘虜たちを人道的に扱い、彼らは自由に様々な活動を許された。その活動は、ベートーベンの『第九交響曲』の演奏に始まり、演劇発表会やサッカーなどのスポーツ、さらに近隣の人々にパンやチーズの作り方を教えたりと、地元民との交流を重ねた。「世界のどこに、マツエ大佐のようなラーゲル・コマンダー(俘虜収容所所長)がいたでしょうか」と、後にドイツ人俘虜たちに言わしめた会津の男・松江大佐とドイツ人俘虜たちの感動の物語。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)星/亮一1935年、宮城県仙台市生まれ。東北大学文学部卒。日本大学大学院総合社会情報研究科修了。作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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