監督の椅子 話の特集 白井 佳夫

表紙にスレ、ヨレ、ヤケ、シミ、天地小口にヤケ、本に多少のヤケ、があります。本を読むことに支障はございません。※注意事項※■商品・状態はコンディションガイドラインに基づき、判断・出品されております。■付録等の付属品がある商品の場合、記載されていない物は『付属なし』とご理解下さい。※

監督の椅子 話の特集 白井 佳夫


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03G-241214004053001-002
 jan
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中古 - 可
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表紙にスレ、ヨレ、ヤケ、シミ、天地小口にヤケ、本に多少のヤケ、があります。本を読むことに支障はございません。※注意事項※■商品・状態はコンディションガイドラインに基づき、判断・出品されております。■付録等の付属品がある商品の場合、記載されていない物は『付属なし』とご理解下さい。※
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森崎東監督は一九二七年生まれで、一七歳で敗戦の日を迎えたという時代の、映画作家である。日本が戦いに敗れた日の翌日、当時海軍予備学生出身の特攻隊員だった彼の次兄の森崎湊が、割腹死している。この時の彼の思いは、後に彼がATGと提携して作った映画『黒木太郎の愛と冒険』(一九七七)に、色濃く影を落としている。この作品の中に出てくる『遺書』という本は、その次兄、森崎湊の遺稿を一冊にまとめたものである。  京都大学法学部時代に、日本共産党に入党、六全協による運動転換の大転換を迎えた、という世代でもある。松竹京都撮影所に入って、助監督となり、やがて京都撮影所の閉鎖で大船撮影所に移籍、山田洋次監督作品のシナリオ共作をやり、助監督をつとめる。山田監督がハナ肇を主人公に、「馬鹿」シリーズや『なつかしい風来坊』(一九六六)などを撮っていた頃のことである。  処女作『喜劇・女は度胸』を作ったのが、一九六九年のことである。松竹映画らしい庶民喜劇の形をふみながら、図太い人間凝視の視点と、笑いの底に下層社会の人間の居直った怒りを秘めた、面白い作品であった。久しぶりの大型新人の出現、という思いがあった。

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