内容(「BOOK」データベースより)日本の探偵文壇にあって、本格(純粋探偵小説)にもっとも遠いいところに位置している城昌幸がデビューしたのは、大正十四年七月の『探偵文芸』に発表した「秘密結社脱走人に絡まる話」で、二十一歳のときであったが、それ以前から城左門の名で詩作を発表していた。そして、後には時代小説も手がけ、五大捕物帳の一つとも称せられる“若さま侍捕物手帖”シリーズでも人気を博したが、その生涯は詩人であることが本来の位置であった。それ故か、江戸川乱歩は城を評して“彼は人生の怪奇を宝石のやうに拾ひ歩く詩人である”と言った。―城の探偵小説は長編はごくわずかで、そのほとんどはショート・ショート的な掌編作で、昭和十一年の本書は城の戦前を代表する珠玉の作品、全三十編がまとめられている。
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