《世界的ベストセラーの改訳・新装版》愛は技術であり、学ぶことができる――私たち現代人は、愛に餓えつつも、現実にはエネルギーの大半を、成功、名誉、金、権力といった目標のために費やし、愛する技術を学ぼうとはしない。愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇【各界の方々からの推薦コメント】◆池谷裕二(脳研究者・東京大学薬学部教授)愛について哲学し、愛の技術と理論を学び、そして、愛する練習を繰り返す――。そんな本はほかにはありません。ときに手厳しい言葉も綴られますが、著者が私たち読者のことを愛してくれている証拠です。◆上野千鶴子(社会学者)原題は The Art of Loving、訳せば「愛する技術」。だから学べる。学ばなければならないのは愛されることより、愛することだ。なぜなら愛するとは受動的ではなく能動的な行為、「人生を賭けた決断の行為」だからだ。◆姜尚中(政治学者)愛に飢えながら、愛を語りえないわたしたちの不幸。それは、愛が歪んだナルシシズ・・・