【7】和田爺謹製前袋式六尺褌「天王祭」高級白晒木綿一枚組

和田爺謹製前袋式六尺褌「天王祭」は、関西ファッション連合保証の高級白晒木綿「泉羽衣晒」を使用した自家製の前袋式六尺褌一枚組です。

● 長さ245cm 幅22cm 全周折返し補強

● 学生時代、水褌(すいこん)は、全幅(34cm)の白晒木綿を半分に折り、半幅褌(17cm)だったのですが、これは、水褌専用の褌が販売されていなかったための間に合わせでした。現代に至り、internetの通販店で種々の六尺褌が発売されるようになりましたが、わざわざ間に合わせの17cm幅の六尺褌が販売されています。しかし、これではちょっと幅が狭く、和田爺の研究では、理想的な幅は22cmです。

● 写真で締め方を説明していますので、参考にしてください。締める場所は、越中褌同様、臍下三寸(約10cm)と腰骨の上端部を通るように締めると緩まず、格好良く見えます。

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● 和田爺は、熟年に至って日本伝統の裸褌祭に興味を抱くようになり、20年にわたって全国100箇所余りの裸祭を取材し、Wa☆Daフォトギャラリー http://wadaphoto.jp に発表してきました。

● 日本人は、江戸・明治期を通じて、男性の下着は六尺褌や越中褌などの褌のみでしたが、大正期からパンツが入ってきました。そのため裸祭も褌を止めてパンツ(ハンダコ)に代わるところが出てきましたが、筆者は、パンツの裸祭は日本の伝統文化を変質させたものとして褌しか着用しない裸祭のみを取材して来ました。

● 博多祗園山笠や西大寺会陽など著名な裸祭では、褌姿以外は見当たりません。パンツ姿では、勇壮さや男らしさが損なわれるからです。博多山笠に至っては女児までが褌(締込み)を締めています。裸褌文化万歳!