【6b】和田爺謹製前垂式六尺褌「江戸っ子」(Mサイズ)高級白晒木綿一枚組
和田爺謹製前垂式六尺褌「江戸っ子」は、関西ファッション連合保証の高級白晒木綿「泉羽衣晒」を使用した自家製の前垂式六尺褌一枚組で、江戸っ子の下着として使われていたものをそのまま再現したものです。当時の江戸っ子の後ろ褌(うしろみつ)の結び方も写真で解説しています。
● 長さ210cm 幅30cm 全周折返し補強
● 前袋式六尺褌や水褌(すいこん)と違って、前垂れ(まえだれ)があり、幅30cmが丁度良い寸法です。歌舞伎では、尻端折り(しりはしょり)したり、股を広げたりすると、着物の裾から前垂れがちらりと見えるのが、男の色気だとされてきました。
● 写真で締め方を説明していますので、参考にしてください。締める場所は、越中褌同様、臍下三寸(約10cm)と腰骨の上端部を通るように締めると緩まず、格好良く見えます。
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● 和田爺は、熟年に至って日本伝統の裸褌祭に興味を抱くようになり、20年にわたって全国100箇所余りの裸祭を取材し、Wa☆Daフォトギャラリー http://wadaphoto.jp に発表してきました。
● 日本人は、江戸・明治期を通じて、男性の下着は六尺褌や越中褌などの褌のみでしたが、大正期からパンツが入ってきました。そのため裸祭も褌を止めてパンツ(ハンダコ)に代わるところが出てきましたが、筆者は、パンツの裸祭は日本の伝統文化を変質させたものとして褌しか着用しない裸祭のみを取材して来ました。江戸時代から続く伝統の裸祭「猪鼻の甘酒こぼし」(埼玉県秩父市)http://wadaphoto.jp/maturi/amazake27.htm は、筆者が参加取材した大好きな裸祭のひとつですが、現在も前垂式六尺褌が祭衣装で、写真で紹介させて頂きました。
● 博多祗園山笠や西大寺会陽など著名な裸祭では、褌姿以外は見当たりません。パンツ姿では、勇壮さや男らしさが損なわれるからです。博多山笠に至っては女児までが褌(締込み)を締めています。裸褌文化万歳!