【4】和田爺謹製越中褌「気合」高級赤晒木綿 二枚組
白晒木綿を赤く染めた越中褌二枚組です。市販品に比べて前垂(まえだれ)がやや短めですが、標準的日本人の体格に合わせた理想の越中褌です。赤色の染料は、発がん性物質を生成する恐れのあるアゾ染料(特定芳香族アミン)ではないので、安心して着用できます。
【注意】お使い始めの際は、当分、単独で手洗いして下さい。何度か洗濯するうちに色落ちがなくなり、他の衣類と一緒に洗濯できるようになります。
● 立褌(たてみつ):長さ96cm 幅30cm 全周折返し補強
● 横褌(よこみつ)(紐):長さ138cm 幅2cm
● 立褌と横褌の交差部に力糸(ちからいと)を用いて補強
● 洗濯後のサイズ
立褌:長さ94cm 幅30cm
横褌(紐):長さ136cm 幅2cm
● 横褌(紐)は、140cm近くあり、恰幅の良い方でも着用できるようにしています。幅34cmの晒し布を4等分し、四つ折りにして紐にしていますのでしっかりした紐になっています。写真のように臍下三寸(約10cm)腰骨の上端部を通るように締めると緩みません。
#越中褌 #ふんどし #赤褌 #あかふん #勝負褌
● 筆者の大学生時代、夏にできた股間の湿疹に悩んでいたところ、旧海軍軍医だった医務長から越中褌を勧められ、呉の海上自衛隊のPXで購入・着用したところ、嘘のように治癒しました。その後、発疹に悩まされることもなくなり、越中褌の効用に感動しました。爾来、50年余り、下着として一年中越中褌を愛用。筆者は、パンツやブリーフのたぐいは持っておらず、白晒木綿の越中褌のみを着用してまいりました。
● そのせいもあってか、熟年に至って日本伝統の裸褌祭に興味を抱くようになり、20年にわたって全国100箇所余りの裸祭を取材し、Wa☆Daフォトギャラリー http://wadaphoto.jp に発表してきました。
● 日本人は、江戸・明治期を通じて、男性の下着は六尺褌や越中褌などの褌のみでしたが、大正期からパンツが入ってきました。そのため裸祭も褌を止めてパンツ(ハンダコ)に代わるところが出てきましたが、筆者は、パンツの裸祭は日本の伝統文化を変質させたものとして褌しか着用しない裸祭のみを取材して来ました。
● 博多祗園山笠や西大寺会陽など著名な裸祭では、褌姿以外は見当たりません。パンツ姿では、勇壮さや男らしさが損なわれるからです。博多山笠に至っては女児までが褌(締込み)を締めています。裸褌文化万歳!
● 還暦の男性が裸祭に参加するときは、赤褌を締めるという伝統が日本各地に残っています。赤は魔除けの色ともいわれて、古来から乳児の衣類などに使われてきました。赤色は除菌作用があり、皮膚を守ってくれるという説もあります。赤褌は勝負褌ともいわれ、お歳をお召しの方でも似合います。巣鴨の赤パンツ同様、長寿を願って愛用される方が増えてまいりました。(^-^)