<ストーリー>2009年に誕生した「YbyYOSHIKI」は、日本を代表するアーティストYOSHIKIと、ナパ・ヴァレーのワイン造り手一族の4代目であり醸造家のロブ・モンダヴィJr.とのコラボレーションです。ワインはカリフォルニアの上質な畑のブドウを使用し、このパートナーシップの芸術性、クオリティ、そして創造性を表現しています。このカリフォルニア・アペレーションのワインはYOSHIKIが「スマート・カジュアル」と呼ぶ、普段のライフスタイルにも寄り添うワインです。
<2022年ヴィンテージについて>カベルネ・ソーヴィニヨンの2022年ヴィンテージは、十分なアロマとボディを備えた果実味豊かな年となりました。収穫期は早く始まり、シーズン中に暑さが増して完熟を早め、このヴィンテージに濃い果実から、赤い果実まで様々なフレーバーを兼ね備えたブドウが収穫できました。収穫は穏やかに始まり、記録的な熱波が完熟度をピークにまで押し上げ、驚くほど素晴らしいワインを造ることが出来ました。
<醸造>ブドウは自然な酸味のバランスを保つために夜間収穫されます。除梗された濃い色のブドウは発酵槽に移され発酵が始まり、果実と果汁は32℃に達し発酵が続けられます。この温かい温度の発酵でブドウの果皮から色やタンニン、美しいフレーバーが抽出されます。発酵終了後、ワインはフレンチオークとアメリカンオークにほぼ同量づつ移され熟成され、リッチで滑らかで、長い余韻のあるワインとなります。
<テースティングノート>カリフォルニアの旱魃によってブドウの顆粒は小粒になり凝縮感を得ることができ、ワイン用ブドウにとっては良い結果となりました。完熟した果実、ザクロ、蜂蜜等、典型的なカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニョンのアロマが感じられます。味わいにはフレッシュで色の濃いブラックベリーやカシス、フレンチオークとアメリカンオークからくるカラメルのフレーバーが感じられます。舌触りはベルベットのように滑らかで、タンニン・果実・フレッシュさのバランスが完璧に取れた親しみやすいワインです。