2018年オーパス・ワンの作柄について 2018年は安定した天候と穏やかな気温に恵まれ、素晴らしい成育条件が整いました。 年初めは水不足に見舞われましたが、萌芽直前の絶好のタイミングで降った雨は、 枝葉 の生育に必要な水分をもたらしました。 申し分のない栽培環境が確実な開花と結実につながり、例年を上回る収量となりました。 この年の成育期は遅いスタートでしたが、平年のわずか7日遅れでヴェレゾン(色づき)が始まり、 ぶどうの完全な成熟に必要な時間は十分にありました。 収穫は9月19日に始まり、順調なペースで10月25日に終わりました。 味わい オーパスワン2018は、ブラックベリー、カシス、ブラックチェリーの豊かな香りから、 上品なスミレ、白胡椒、そしてバラの花びらへと続き、とても魅力的な芳香を放ちます。 新鮮で瑞々しい黒果実の味わいがしなやかに幾層にも重なり、オレンジの皮、甘草、 ダークチョコレートのニュアンスがアクセントとして感じられます。 美しくバランスのとれた滑らかでやわらかなタンニンは、 フレッシュな酸味と相まってソフトでクリーミーな感触をもたらし、 その味わいは引き続き長い余韻となって広がります。 ブレンド比率 カベルネ・ソーヴィニヨン84%、プティ・ヴェルド6%、メルロー5%、カベルネ・フラン4%、マルベック1% 樽熟成 フランス産オークの新樽で17ヶ月 |