(六月◆特売品)山中塗師 新井宗賀作 惺斎好 溜大口水指 海松波蒔絵〈税込・送料込〉【中古・美品】
★ユーズド商品です。
無疵で使用感なく、水漏れや歪みはないので、拡大画像でご確認下さいませ。
☆寸法
高さ22.8cm 幅38.7cm 蓋径28.7cm 共箱・布
※名工新井宗賀作の雅な大口水指です。
お茶会やお茶事で喜んでいただけるお品だと思います。
※水の汲みかたや蓋の置く場所など、お稽古しなければわからないことが多いお道具です。
お薄とお濃茶にも使えるそうです。
●新井宗賀(新井満平)
昭和10年 石川県山中町に生まれる。
昭和28年 塗師・島崎公栄氏に師事。
昭和33年 京都塗を研修。
昭和38年 帰郷し、蒔絵を専心研修。
昭和38年 裏千家茶道入門。
昭和40年 三越百貨店漆器展に協賛。
昭和49年 裏千家茶道宗賀の宗名を受く。
昭和50年 第十回日本漆器展に入選。
昭和51年 第十一回全日本漆器展に入賞。
昭和51年 裏千家茶道海仙宗匠と懇親を得。
昭和51年 大徳寺太玄老師と懇親を得。
●大口(おおくち)
水指などに水を注ぐ片口状の木地曲物ですが、横手が付いておらず、口が丸いもので、これを水指として見立てて用いたものです。
大口は、口が大きいところから大口と呼ばれ、「おおぐち」ともいいます。
大口は、昔は一旦漉した水を大口に貯え、それを水指や釜に移し替えたといい、利休形の水漉は大口にかかる寸法にできています。
大口は、如心斎が席中に水指しとして用いたと伝えられ、表千家では春先のころ置水指として用いられます。
大口は、宗旦好みの黒塗大口があり、表千家十二世惺斎敬翁宗左が溜塗で蓋裏と内側に海松貝(みるがい)金蒔絵で好んでいます。
『茶道筌蹄』に「大口 好なし、元来水遣の具にて釜仕かけの節カマへ水を入れ水指へ水を入るヽ器なり、水指にもちゆるは如心斎より始る、昔の切立か」とあります。
★増田がサポートしています。