McIntosh マッキントッシュ MHA200 真空管ヘッドホンアンプ [国内正規代理店品]

ヘッドフォンの性能を最大限に引き出すマッキントッシュの真空管ヘッドホンアンプ
MHA200真空管ヘッドフォンアンプは、ヘッドフォンの性能を最大限に引き出すために設計されました。バランス入力とバランス出力を含む多彩な接続オプションにより、ほとんどすべての種類のヘッドフォンが接続可能で、特別なリスニング体験を楽しめます。

12AT7と12BH7Aの双三極管が使用されています。12AT7はオーディオ信号を増幅し、12BH7Aは低歪みのヘッドホン出力を提供します。

ユニティ・カップルド・サーキットの出力トランスを2個使用しています。ユニティ・カップルド・サーキットは、1949年にマッキントッシュが生み出した技術であり、現在でもMC275やC1502などの真空管パワーアンプに採用されています。ヘッドフォンアンプでありながら、スピーカ駆動用の真空管パワーアンプと多くの物理的特徴を共有しています。

本機は、現在製造されている真空管式ヘッドフォンアンプの中で、最もシンプルで優れた製品と言えます。不必要な追加真空管を排し、複雑な機能を取り除いています。しかしながら音楽再生における不足は全くなく、演奏をリアルに余すことなく表現します。

3種類のヘッドフォン出力端子が用意されています。
1) XLR3ピンx2 バランス出力
2) XLR4ピン バランス出力
3) 1/4インチ(6.35mm)標準ステレオプラグ

ソース機器と接続するための、バランスとアンバランスの両方の入力端子を各1系統備えています(同時使用はできません)。本機は幅15.6cm×奥行き23.2cmの小型サイズで、リスニングポジションの近くに置いても使いやすく、長めのXLRバランスケーブルでソース機器と接続しても信号の損失を心配する必要はありません。

ユニティ・カップルド・サーキット・トランスは、定格出力500mWで32〜100Ω、100〜250Ω、250〜600Ω、600〜1,000Ωの4つのヘッドフォン・インピーダンス・レンジに対応しています。

様々なヘッドフォンの負荷に対して最大限のパワーを伝達するために、真空管アンプ部とヘッドフォン出力部に合わせて出力トランスをカスタム設計・製造しました。入力段の電圧ゲインでヘッドホンのインピーダンスに対応するのではなく、ユニティ・カップルド回路の出力トランスの2次巻線により、ヘッドホンのインピーダンスに関係なく、MHA200のフルパワーが発揮されるようになっています。

機械的なハムが少なく、電気的なノイズの低減に役立つ低磁界の高性能・高効率のカスタムメイドのトロイダル・パワー・トランスが、アンプにクリーンな電力を供給します。

■出力:
・・・32Ω Load 500mW
・・・100Ω Load 500mW
・・・250Ω Load 500mW
・・・600Ω Load 500mW
■出力インピーダンス:32Ω , 100Ω , 250Ω , 600Ω
■定格出力帯域:20Hz to 20kHz
■全高調波歪率:0.5%
■ダイナミックヘッドルーム
・・・1dB 8Ω load
・・・1.3dB 4Ω load
■周波数特性:+0, -0.5dB from 20Hz to 20,000Hz
■入力感度 (for rated output):
・・・1.0 Vrms Unbalanced
・・・2.0 Vrms Balanced
■S/N比(A-Weighted):94dB unbalanced
■電圧ゲイン:
・・・12dB 32Ω
・・・17dB 100Ω
・・・21dB 250Ω
・・・25dB 600Ω
■トリガー出力:12VDC, 50mA maximum
■消費電力
・・・動作時 50W
・・・スタンバイ 0.5W以下
■外形寸法:幅 15.6cm×奥行き 23.2cm(突起部含む)×高さ15.6cm(脚部含む)
■重量:4.8 kg (5.5 kg梱包時)