パセリ グラニュール 50g アメ横 大津屋 スパイス ハーブ ぱせり parsley オランダゼリ 和蘭芹 ペルシ 香芹

原産国:アメリカ・オーストラリア・オーストリア

原材料:パセリ

形態:袋入り

賞味期限:300日

保存方法:直射日光・高温多湿を避け、冷暗所にて密閉保存下さい。

開封後はどうぞお早めにご使用下さい。
パセリ(Parsley 日本名:オランダ芹、陸芹)セリ科の二年生草部位:葉日本をはじめ世界各地で香味野菜として定着しているパセリ。ヨーロッパでは古代ギリシア時代から食卓に登場し、日本への渡来は明治初期といわれています。パセリには多くの栽培品種がありますが、日本各地で栽培されているのは葉が縮れているパラマウント種です。世界的には他に、イタリアンパセリ(ナポリタンパセリ)とハンブルクパセリが有名です。イタリアンパセリはイタリア南部特産のパセリで、葉茎をセロリと同じように扱い食べます。ハンブルクパセリは根を食用にする目的で栽培されています。ちょうどパセリと球根セロリとの中間的な香味が特徴ですが、日本ではほとんど知られていません。パセリは葉の色は鮮やかな濃緑色で、表面には艶があります。収穫は枝葉が8〜10枚になった頃刈り取り、急速に乾燥させて色と芳香を保持します。パセリ特有のさわやかな芳香成分は葉に多く含まれ、種子にはさほど含まれていません。芳香の主成分はアピオール(パセリカンファーとも呼ぶ)とα−ピネンなどです。これらは不揮発性油であるため、そのままでは香り立ちが弱いのですが、葉を食べると強い香味を感じます。パセリは葉を飾りつけとして利用するのなら、ほとんどすべての料理に適合します。栄養的にも鉄分、ヨウ素などのミネラル、ビタミンA、ビタミンCなどが豊富に含まれており、もっと活用されてよいスパイスといえるでしょう。パセリを使うヨーロッパ料理の数は非常に多く、高級料理の大多数がパセリ抜きでは考えられないとさえいわれています。とくにフランス料理に欠かせないブーケガルニ(香草の束)やフィーヌゼルブ(数種の香草をみじん切りにして合わせたもの)の基本材料となっています。タルタルやビネグレットなどのソースにも使われています。芳香の主成分であるアピオールは、腎臓疾患の治療薬や月経促進剤(通経剤)として使用されており、フランスではマラリアの治療薬キニンの代用として用いたこともありました。民間ではパセリ茶には駆風、利尿効果があり、消化を肋ける作用があるといわれています。