花椒 50g 原形 さんしょ サンショ ハーブ ティー ポプリ 種 ホール カホクザンショウ 華北山椒 かしょう ホアジャオ 中国山椒

原産国:中国

原材料:花椒

形態:袋入り

賞味期限:300日

保存方法:直射日光・高温多湿を避け、冷暗所にて密閉保存下さい。

開封後はどうぞお早めにご使用下さい。
ジャパニーズペッパー さんしょう(山椒)、はじかみ(椒) 花椒(ホワジャオ)ミカン科の落葉高木日本生まれのスパイスの代表。石器時代の貝塚から種子が発見されており、日本最古の歴史書である古事記にも「椒(はじかみ)」の名が記されています。樹木全体に特有のさわやかな香気と辛味、葉も実も、若い樹皮も、昔から日本料理のスパイスとして使われてきました。多数の品種がありますが、日本で商業的に栽培されているのは朝倉山椒です。これはトゲがないので管理しやすく、また果実が大きく芳香に富む為、良品とされています。さんしょうは中国の河北、山西、河南方、西州などでも生産されており、河北方渉県産のものが良いとされています。中国名は「花椒」といい、これは果実が熟してくると赤い花のように見えることから名づけられました。中国のさんしょうは果実の犬きさは日本のものよりやや小さいですが、芳香が強い品種になります。さんしょうの特徴といえば、なんといっても独特のさわやかな芳香と辛味でしょう。芳香の主成分はシトロネラールによるもので、葉や果実に含まれ、レモン油によく似た香りがします。また辛味成分はサンショールと呼ばれる一種の不飽和アミドで、種子にはなく、果皮にだけ含まれます。実はつくだ煮にしたり、みそあえ(さんしょうみそ) にしてもよく、みそ、しょうゆの風味にも適合します。また七味唐辛子に入れたり、粉ざんしょうとして単独でもよく使われます。とくに、うなぎなど脂っこい素材や、魚類の臭み消しに使うと効果的。一方、中国では日本のように若葉を食べる習慣はなく、果実だけを利用します。パウダーに岩塩を混ぜた花椒塩は、鶏のから揚げなど揚げ物によく合います。ほかに、さんしょうの香りを油に移した花椒油、ねぎ・ジンジャーなどと混ぜ合わせた椒麻などは中国の混合調味料として欠かせないものです。さんしょうは医薬品として漢方、西洋医学、民間薬などの分野で広く用いられてきました。正月用の屠蘇もその一つ。これは中国の魏の名医、華陀の処方と伝えられ、さんしょうのほか肉桂、防風などが配合された薬用酒です。そのほか芳香性健胃、消炎、利尿、局所興奮、駆虫薬として用いられてきたほか、苦味チンキの原料としても使われていました。