【通販限定】ゲベルカミル  約1.7-1.8g 鉄隕石 エジプト Gebel Kamil

小さいけれどカットなしの完全体です。

発見 2009年 エジプト
鉄隕石(アタキサイト)

約5,000年前に落下したとされています。
直径45mのクレーターは、1980年代初めから、ソ連の地形図で知られており、「鉄の供給源」と記載されていましたが、隕石のクレーターとは認識されていなかったようです。
2008 年、エジプトとイタリアの科学者チームは、Google Earth を使って考古学的遺跡の調査を目的として、エジプトの砂漠を研究していました。そこで壮大なクレーターを発見し、翌2009年、遠征隊を組織し、イタリアの科学者によってそれが隕石のクレーターだと確定されました。

隕石たちは落下から5,000年もの間、埋もれていましたが、この地域の乾燥した気候のおかげで、保存状態の良い希少な鉄隕石とされています。ゲベルカミル隕石特有のハ虫類の皮膚のような質感は、乾燥した気候と、風と砂の摩耗の結果であると考えられています。

非常にニッケルが豊富(20〜23%)な組成を持っているため、エッチングしてもウィドマンシュテッテン構造は見られませんが、シュライバーサイト(鉄隕石に見られる鉄ニッケルリン化物)の結晶が散在する鏡のような仕上がりを示します。