商品概要
アナログの温もりと、音楽の生きた質感を求めるあなたへ。Nobsound F2は、シンプルかつ純粋なシングルエンドA級回路を採用した真空管プリメインアンプです。その回路構造から生まれるのは、豊かで滑らかなトーンと、自然な音の立体感。交換可能な整流管、プリアンプ管、パワー管によって、お好みの音色へと自分だけのチューニングを楽しめる「管球交換(チューブ・ローリング)」の魅力も存分に味わえます。厳選されたオーディオグレード部品と確かな変圧器が支える9W×2のA級パワーは、多くのブックシェルフスピーカーやフロアスタンディングスピーカーを優しくも確実に駆動し、没入感のある音楽体験を約束します。リビングルームの一角や書斎で、真空管の柔らかな灯りに包まれながら、音楽と向き合う特別な時間をお届けします。
1. シングルエンドA級回路が紡ぐ、豊かで自然な音楽表現:
F2の音質の基盤は、そのシングルエンドA級回路設計にあります。この方式は、増幅回路のシンプルさと動作点の安定性から、一般的なプッシュプル回路に比べて偶高調波歪みと呼ばれる耳に優しく音楽的な特性を持ちます。結果として、特にボーカルや弦楽器の再生において、芯がありながらも角の立たない、ふくよかで自然な音色が特徴です。音像は立体感をもって浮かび上がり、細部のニュアンスまで丁寧に描き出します。長時間聴いていても疲れにくく、音楽そのものの情感に深く浸ることのできる「没入型」のリスニングに最適なサウンドを実現しています。
2. 真空管交換(チューブ・ローリング)による音色のカスタマイズ:
F2の最大の楽しみの一つが、すべての真空管がソケット式で交換可能な管球交換対応です。標準では整流管に5U4G、プリアンプ管に6SN7GT、パワー管に6CA7を採用していますが、それぞれ互換性のある管球への交換が可能です。例えば、プリアンプ管をCV181に変えてより甘みを加えたり、整流管を274Bに変えて音場の広がりを微調整したりと、お持ちのスピーカーや音楽の好みに合わせて音色を「育てていく」過程を楽しめます。これにより、一台のアンプで多様な音の表情を体験できる、上級ユーザーをも満足させる拡張性を備えています。
3. 音質の土台を支えるオーディオグレード部品へのこだわり:
温かい音色の背景には、確かな性能を支える高品質な内部部品への投資があります。電源の心臓部には、磁気漏れが少なく安定給電に貢献する日本製Z11鉄芯を採用した160Wトランスを搭載。信号の経路には経年変化に強いALPS社製の精密ポテンショメーターを採用し、音量調整時のチャンネルバランスの良さを確保。さらに、スピーカー端子には接続抵抗を低減する金メッキ処理を施しています。一つひとつの部品選定が、ノイズフロアを低く抑え、真空管が本来持つ美しい音色を余すところなく引き出す基盤となっています。
4. 2系統入力で実現する、シンプルで快適なシステム構築:
日常の音楽生活を快適にするための実用性にも配慮しています。2系統のRCA入力端子と前面の入力切替スイッチを備えており、例えばDAC(デジタルアナログコンバーター)とレコードプレーヤー用フォノイコライザーを同時に接続し、前面のスイッチ操作で瞬時に音源を切り替えることができます。これにより、音楽を聴く際の面倒なケーブルの抜き差しから解放され、より純粋に音楽を選び、楽しむことに集中できる環境を整えます。コンパクトながらも存在感のあるデザインは、どんな室内にも溶け込み、オーディオシステムの視覚的な中心としても機能します。
5. 9Wの純A級パワーが駆動する、多くのスピーカー対応:
シングルエンドA級回路ならではの9W×2(8Ω時) という出力は、数値以上の実力を発揮します。特に感度≧88dB/10-100Wを目安とする、多くのブックシェルフスピーカーや中小型のフロアスタンディングスピーカーとの相性に優れています。A級動作の特性上、小音量時から歪みの少ない滑らかな増幅を行うため、アパートやマンションなどの居住環境でも、音楽の細部やダイナミックな表現を失うことなく、十分な音量で楽しむことが可能です。このアンプが引き出すのは爆音ではなく、音楽に込められた細やかな情感と、ゆったりとした時間の流れそのものです。
よくある質問 (QA)
Q: 付属の真空管以外に、交換可能な真空管の種類を教えてください。
A: 以下の互換管が代表的な交換候補です。必ず同じ規格のものをご使用ください。
整流管:5U4G (標準) → 274B, 5Z3P, 5Z3PA など
プリアンプ管:6SN7GT (標準) → 6SN7, CV181, 6H8C, 6N8P など
パワー管:6CA7 (標準) → EL34
Q: インピーダンス6Ωのスピーカーを使っていますが、どの端子に接続すべきですか?
A: 6Ωのスピーカーは、4Ω端子または8Ω端子のどちらにも接続可能です。一般的には8Ω端子への接続を推奨します。より力強い出力とダイナミックな音が得られる傾向があります。4Ω端子に接続すると、よりソフトで滑らかな音質傾向となる場合がありますので、実際にお聴きいただき、お好みの接続をお選びください。
Q: アンプの上に物を置いても大丈夫ですか?
A: 避けてください。アンプ上面には真空管が露出しており、非常に高温になります。やけどや火災の原因となるほか、通気を妨げてアンプ自体の故障原因となります。十分な放熱スペースを確保してご使用ください。
Q: 真空管の寿命はどのくらいですか?交換時期の目安は?
A: 使用条件によりますが、パワー管で約2,000〜3,000時間が一般的な目安とされています。音が弱くなる、歪みが増える、または真空管自体の光り方が極端に変わる(片側だけ暗いなど)ような変化を感じた際が交換のサインと考えられます。プリアンプ管はより長寿命です。