〇おつな姫
「おつな姫」は、甘みと風味に優れた早生の白毛品種です。茶豆のような風味があります。茹で上がりの鮮やかな緑色が美しい枝豆です。
〇くろさき茶豆
「くろさき茶豆」は平成29年4月に新潟県内ではじめて地理的表示保護制度(GI)※に登録されました。生産地や品質の基準とともに国に登録された特産品として、名実ともに枝豆のトップブランドの地位を確立しています。
くろさき茶豆の由来は、昭和初期、小平方地区に住む農家の娘が山形へ嫁ぎ茶豆の種を譲り受けその後小平方地区に普及。さらに昭和40年頃には黒埼村(現新潟市)全域に広がり、当時の村長が"くろさき茶豆"と命名。
黒埼は多くの生産組合があり、お互いが切磋琢磨しながら食味の良さを競いあっています。くろさき茶豆の特徴はなんといっても香りの豊かさと甘みです。その香りは”ポップコーンの香り”にも例えられ、茹でると家中に美味しい香りが広がり、一度食べるとやみつきになる独特の風味が「くろさき茶豆」の最大の特徴です。
〇くろさき茶豆【ぴかり茶豆】
くろさき茶豆【ぴかり茶豆】は、実入りは本茶豆よりも充実し、さらに甘みとボリューム感のある茶豆です。コシヒカリよりも更に輝くもの、という意味で『ヒカリ』に半濁点を付け『ぴかり』茶豆と名付けました。根強いファンが多く、流通関係者の間でも人気のある品種です。
〇みかづき姫
「みかづき姫」は、甘さを含んだ独特の旨味が特徴です。収穫期間が9月中旬〜10月上旬と短く、栽培面積も茶豆に比べると少ないため、流通量が限られる稀少な枝豆です。甘みがあり、味は茶豆に引けを取らない美味しさです。
新潟の夏の風物詩えだまめを是非ご賞味ください。