椿二胡・唐黎雲作紫檀二胡（TR-1155）民族楽器　中国楽器　胡弓　弦楽器　紫檀二胡

新進気鋭の唐黎雲師渾身の手工二胡＜上海華黎民族楽器厰と唐黎雲制作師＞上海華黎民族楽器厰は、先代の唐才根氏が上海民族楽器二廠から分離独立し、一九九八年に上海浦東の大団に創設。二胡をはじめ、古箏、琵琶、揚琴を製造。同社の永年培った技術と完成度の高い民族楽器は、台湾、シンガポール、マレイシアなど東南アジア諸国に多く出荷され、国内では全国の大学・音楽学院で愛用され、中国音楽学院の指定楽器とされている。唐黎雲氏は、技術高校を卒業後、楽器制作に最も影響のある木材の知識習得のため八年間、木材の仕事に就く。二〇〇三年、父親が築いた華黎民族楽器厰に戻り、本格的に二胡制作に専念する。十余年の研鑽と三千有余の伝統的な蛇皮の手張による二胡制作を経て、氏の技量は、飛躍的に向上する。氏は、二胡の品質と音質を高めるための制作工具と加工方法の改良にも心血を注ぎ、楽器完成度と制作効率を常に追求し続けている。厳父が残した膨大な高品質の楽器用古木は、唐黎雲氏の技を更に引き立たせ、高齢化が不安視されている中で、次代を担う若手二胡制作師として、多くの二胡演奏者から嘱望されている