【香田式】剣道の実力をつける稽古法 〜正しい剣道を身につけて試合にも強くなる秘訣〜DVD【範士八段 香田郡秀監修】

こっそり強くなれる稽古の秘訣とは?
強くなってみんなをびっくりさせたい!!でも、なかなか上達できず焦っている・・・というあなた。
もしかしたら、稽古のやり方が間違っているかもしれません。
剣道界最高峰の範士八段、筑波大教授・香田郡秀氏が一人でもできる稽古の極意を伝授します。
子供でも大人でも実践できる、短時間集中で最大限の成果を引き出す実践方法を試してみてください。

□■□ 監修者プロフィール □■□

香田郡秀。
昭和32年生まれ、長崎県出身。剣道範士八段。
筑波大学体育専門学群教授、同大学剣道部部長。

小学校3年時より剣道をはじめ、長崎東高校時代にインターハイ個人優勝。
筑波大学卒業後は郷里長崎で教職に就き、その後、筑波大学教授に就任。
世界剣道選手権大会個人優勝、全日本剣道選手権大会3位、全国教職員剣道大会個人優勝など
選手として輝かしい戦績を誇り、筑波大学剣道部部長としても、全日本学生剣道優勝大会と全日本女子学生剣道優勝大会において各8回の優勝に導く。

その卓越した指導論とわかりやすい解説には定評がある。
■内容紹介■
■3パターンの正面素振り

気・剣・体の一致をカラダに染み込ませるのに、正しい素振りのやり方からご紹介しています。

剣道は気合、体捌き、竹刀の動きの3つが一致してはじめて、冴えのある技を繰り出すことができます。
素振り(空間打突)の始めとして、まず3つの正面素振りをご紹介します。

初心者の方やお子さんでも始められる練習方法から解説をしています。
じっくり繰り返し練習をすることで、基礎をしっかりと身につけることができます。

■無理のないしなやかな動作を身につけるには?

技を繰り出す際、体に余計な力が入っていると、自らスピードを殺してしまったり、動作の流れを止めてしまいます。

素振り1つの動作を取っても、さらに動作を分解して、手や腕、そして足に対する意識を1つひとつ鮮明にしていくことで、どの動作が自分の技の冴えを殺してしまっていたのかに気がつくことができるでしょう。

■さまざまな場面を想定した足さばきの習得!!

送り足、開き足、そして打突後の方向転換をする足さばきなど、様々な場面を想定した足さばきを丁寧に解説していきます。

「ぎこちない動作になってしまう原因は何なのか?」
「タメの利いた送り足ができるようになるには、足のどの指に意識を向け、足が床とどのように接する意識を持てば良いのか?」

そういった疑問を解消することもできます。

さらに、打突後にいかにスムーズに正しい方向転換ができるかで
「次の技へ瞬時に移れるか?」
「相手から打たれない体勢をすぐに作れるか?」
が決まってきます。

このように1つ1つ重要な場面を想定しながら、正しい足さばきを解説していきます。

■壁を使って 打突に入るスピードを鍛える方法

技を仕掛けるときのスピードを普段からどのように鍛えれば良いのか?

家の壁などを使って、日常的に訓練することができます。
その時、体のどの部分に力を入れるべきか?竹刀に対してはどういう意識を持っておくべきかを、しっかりマスターすることができます。

同じ練習を壁だけではなくて、2人でできる方法もお伝えします。
もしお子さんであれば、親御さんであったり、ご兄弟と一緒に練習することもできます。

■天井のある部屋の中でも竹刀を使ってできる練習とは?

家の中ではやはり天井があるので、思いっきり竹刀を振り回すことができないと思います。

そういう環境でも、竹刀を持った動作を練習することができます。
剣道では大きい動作ばかりではありません。

家の中でもできる竹刀を使った練習方法や、細かい動作の調整方法、意識すべきポイントなどを丁寧にご紹介していきます。

■竹刀を使わずに冴えのある剣道を磨くための練習法

剣道では「勢いのある打ち」が非常に重要になってきます。
それが、相手を打ち切ること。
あるいは、剣道の冴えにも繋がってきます。

力強い勢いを止めずに相手を打ち切るためには、自然な体の使い方が必要になります。
それらを習得するにどんな練習が最適なのか、竹刀を持たなくてもできる練習方法をご紹介していきます。

■『ひとり稽古』の成果を『実戦』で活かすところまでしっかり解説!!

このプログラムでは、『ひとり稽古』で基礎基本に立ち返り、1つひとつの動作や稽古をできる限り細かく分解して、気・剣・体の一致を身につける方法をステップ・バイ・ステップでご紹介していきます。

そして、さらに『ひとり稽古』で身につけた動作を、どのように『実戦』と紐付けていくのかについても解説をしていきます。

『ひとり稽古』での動作と『実戦』での動作では、異なるものもあります。
そういった違いを理解して、稽古や実戦にのぞむことも非常に大切になってきます。

■実戦に必要な基本技術を網羅的に解説!!

実戦での面打ち、小手打ち、胴打ち、突きも1つひとつ丁寧に解説をしていきます。

体が沈んでしまったり、大きく振りかぶってしまったり、力んでしまうことがないように、シチュエーションに応じて、正しい動作を繰り出せるように学んでいきます。

技を繰り出すタイミングや鎬(しのぎ)での相手の反応によって自分の対応も変える、など実戦と指導経験豊富な香田先生ならではの視点で、丁寧にポイントを抑えて解説していきます。

■正しいつば競り合いと体当たりを身に着けよう

つば競り合いになって良い場合というのは2つしかありません。
それ以外でつば競り合いになってはいけません。
正しいつば競り合いをするために実践するべきことを解説していきます。

また、体当たりにも「正しい体当たり」があります。
場合によっては反則を取られる行為になってしまいますので、ここで正しい方法を学習することができます。

さらには、体当たりを仕掛ける場合も受ける場合も、次の技を素早く繰り出せるように気をつけた方が良いこともあります。
そういったアドバイスも行っていきます。

■範士八段が伝授する「短いつば競り合い」の対処法とは?

新しい戦い方として、つば競り合いを回避して、お互い崩し合った直後に隙を見つけて瞬間的に技を打つ!
そういった戦い方を積極的に取り入れていってもらいたいと思っています。

「動作の切り替えを早くする稽古法」や「体をさばき、接触を避けて技を出す回避方法」など、より実践的な内容を交えてご紹介していきます。

■攻めを強化する稽古法

ただ打つだけの練習ではなく、打つ前の攻め方の練習が非常に重要です。

攻め方を意識して、「攻め」が効いてない技には、元立ちは打たせない、あるいは応じる。

そうすることで、元立ちも効果的な攻めとそうでない攻めを見ることができ、自分が仕掛ける側の感覚を同時に養うことができるようになります。

その稽古の実践方法をご紹介していきます。

■つねに「先」を取り縁を切らない稽古法

掛かり手と元立ちが合気になって、お互いが先を取り合う試合形式の稽古法についてもご紹介していきます。

縁を切らずに元立ちが圧を掛けて打ち込ませることで、非常に効果の高い稽古を実践することができるようになります。
香田先生ご自身が面をかぶり、実践していきます。

■切り返しと呼吸法を一緒に練習する方法

よく見かける切り返しの練習ですが、正しく実践できていますか?
もしかしたら間違った方法で実践をされているかもしれません。

足の使い方、腕や肩の使い方をきちんと解説していきます。

また、切り返しの練習では呼吸法も一緒に意識をして行うようにしてください。
さらに、元立ちの動き方を変えることでよりバリエーションに富んだ練習法を取り入れることができるようになります。