武術の核心にある身体の使い方〜体軸・支点 ・動きの質を高める身体メソッド〜【陳式太極拳・秀武館武術師範 池田秀幸 指導・監修】

筋力ではなく“勁(けい)”を活かす陳式太極拳メソッド。<br>
剣道・合気道・格闘技にも応用可能な「ぶつからずに崩す力」を池田秀幸師範が50年の武術指導経験をもとに体系化。<br>
呼吸連動の重心シフト、仙腸関節からの波動発生、技の三原則(方向・タイミング・スピード)を3ステップで体得可能。<br>
道具や特別な空間は不要、年齢や体格に関係なく実践可能です。
筋力ではなく“勁(けい)”を活かす陳式太極拳メソッド。
剣道・合気道・格闘技にも応用可能な「ぶつからずに崩す力」を池田秀幸師範が50年の武術指導経験をもとに体系化。
呼吸連動の重心シフト、仙腸関節からの波動発生、技の三原則(方向・タイミング・スピード)を3ステップで体得可能。
道具や特別な空間は不要、年齢や体格に関係なく実践可能です。

指導者プロフィール
池田秀幸(いけだ ひでゆき)
陳式太極拳・秀武館武術師範

経歴/実績

1951年生まれ
1972年頃(21〜22歳)より本格的に武術に取り組み始める
空手・古武道の有段者として、剛柔流空手二段、上地流空手二段、琉球古武道初段を取得
1982年(30歳)に中国・陳家溝を訪問し、以後、陳式太極拳の習得に専念
1980年代中頃から東村山スポーツセンターで指導を開始し、自ら「太極拳無形塾」を主宰して太極拳普及に取り組む
米軍横田基地で10年間にわたり太極拳指導を行う
2003年よりゴールドジム原宿店で有料スクールを開講し、幅広い層に太極拳を指導
2005年に教職を離れ、自身の道場(秀武館)を設立して以降、武術普及に専念
2021年に悪性リンパ腫ステージ4と診断されるも、抗がん剤治療では副作用はほとんど無し。
2022年に再発し、再度の抗がん剤治療するも副作用はほとんど無し。
2023年に完全寛解。
現在、道場は閉鎖し、公では東村山中央公民館で指導

著書:

「なぜ空手は太極拳で強くなるのか」(2015年)
「つよい! THE24式太極拳 「四正四隅」の秘密」(2018年)

DVD:

「太極拳を使う!―無形塾太極拳実践理論」(2006年)
「戦う太極拳 理論と技術編」(2012年)
「戦う太極拳 套路と用法編」(2012年)
「24式太極拳実践性の追求」(2017年)
陳式太極拳・秀武館武術師範として、約50年にわたる指導歴を誇り、太極拳理論の普及活動や、著書・DVD教材の監修も多数手がけています。



以下にプログラムの一部を抜粋し、その魅力を簡潔にまとめます。

筋力に頼らず“勁(けい)”の力で崩す――剣道・合気道・空手・太極拳など、あらゆる武術に活きる「無衝突技」「体軸操作」「空間共有」などの極意を体系化した実践メソッド集。


◆無衝突技の極意 〜上腕連動×空拳〜
剣道や合気道にも応用可能な「ぶつからない動作」

2人を持ち上げる空間共有

指先・薬指・小指で力を通す陰陽の技術

生卵を割らずに打つ空拳ミット術

姿勢や動作を変える「空拳歩行法」

◆勁(けい)力突きと重心操作 〜仙腸関節と親指意識〜
筋力突きとの違い、背負い投げ封じの技

合気上げに通じる呼吸と背中操作

多人数抑え込みからの脱出術

◆技の三原則 〜方向×タイミング×スピード〜
面打ちに活きる方向の基本

足の向きで反撃・連携突きの極意

多方向対応や呼吸による押し返し術

速い突きへの同時反応、ゆっくりへの推手術

◆立身中正から立体歩行へ 〜体軸形成と陰陽連動〜
正しい姿勢の3条件

膝・肩・腕の連動による身体操作

体軸で歩幅を最適化、太極での一体化動作

◆勁(けい)道基礎と空間共有 〜指先から全身を操る〜
空間共有と上下連動の3ステップ

薬指・小指・丹田によるエネルギー操作

新架一路や発勁の極意

◆武道・格闘技別 応用メソッド
(1) 合気道:

小手投げの上腕→前腕連動

十字手・四方投げの体軸主体技法

(2) 打撃武道・格闘技:

呼吸とタイミングによる全身連携打撃

崩しや攻防一体の「呼間連動」

(3) 空手「征遠鎮」型:

型と沈肩墜肘を極める操作

金的ヒットや制圧の戦略的動作

(4) 関節技・投げ技・バック取り:

相反する極の半分ポイント技術

関節・体軸連携による制圧法や脱出法

◆剣術応用 陳式剣の極意
纏絲勁や套路呼吸のステップ

剣道に応用できる呼吸と体軸の安定技

攻防コンビネーションや護身術まで網羅