月刊 特別支援教育研究2024年4月号 全日本特別支援教育研究連盟/編

令和の時代の教育に求められていることとして「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指すことが挙げられている。本誌の年間テーマとして2年目となるが、2024年度も継続していく。
この「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図ることについては、知的障害のある子どもたちに対して、一人一人に合わせた教育をしようと、子どもの思いや願い、興味・関心を基にして個別の指導計画を立て、目標や手立てを具体的にし、個別化することを大切にしてきたことと、学校生活という集団の中で、仲間と学び合い、共に取り組み、自分の役割を果たし、協働的に活動することを大切にしてきたことを、これからも大切にしていきたいという思いを込めて設定している。同時に、新しい時代に求められていることも確実に織り込みながら、子どもたちの学びを創っていきたいという決意でもある。

読者対象:特別支援教育担当教員
出版年月:2024年3月28日

令和の時代の教育に求められていることとして「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指すことが挙げられている。本誌の年間テーマとして2年目となるが、2024年度も継続していく。
この「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図ることについては、知的障害のある子どもたちに対して、一人一人に合わせた教育をしようと、子どもの思いや願い、興味・関心を基にして個別の指導計画を立て、目標や手立てを具体的にし、個別化することを大切にしてきたことと、学校生活という集団の中で、仲間と学び合い、共に取り組み、自分の役割を果たし、協働的に活動することを大切にしてきたことを、これからも大切にしていきたいという思いを込めて設定している。同時に、新しい時代に求められていることも確実に織り込みながら、子どもたちの学びを創っていきたいという決意でもある。
2024(令和6)年4月、新年度のスタートである。教員は気持ちを新たにして、子どもたちとの出会いを楽しみに、子どもたちの姿・ねがいを大切にした学校生活づくりを始めたい。特別支援教育の時代となって18年目となる。全ての学校で、子どもたちの思いやねがいを大切に、子どもたちの今の学びの姿を踏まえ、将来目指す姿を見据え、子どもたちを中心として、学びがい、やりがい、手応えのある学校生活をつくっていきたい。
これまで大切に実践してきたこと、子どもたちに必要なことを着実に実行していける教員でありたいと願う。そして、新しく特別支援教育を始める教員に向けても、子どもたちと一緒に頑張ろうと思える、年度はじめのメッセージを送れる特集としたい。

  • 読者対象:特別支援教育担当教員
  • 出版年月:2024年3月28日