算数授業研究 No.151 論究「比例的に考える」子どもを育てる 筑波大学附属小学校算数部/編

『算数授業研究 No.151』編集後記より
◆「『比例的に考える』子どもを育てる」というテーマは,編集担当である私自身がしっかりと学びたいという思いも詰まっている。5,6年の単元で出てくる「比例」や「比例・反比例」だけではなく,他の内容の授業をしているときに,子どもたちの考えを聞いていると,「比例的に考えているな」と思うことがある。できれば意図的にしくんでみたいが,そうでないときがある。本号では,2年から6年までの授業実践が載せてある。ここに書かれている実践を読んでいると,自分が授業をするときに,もっと意識して「比例的に考える」場面を入れないといけないと思った。どれも今後に活きる実践である。
(森本隆史)

読者対象:小学校教員
出版年月:2024年4月4日
ページ数:74
判型:B5判
『算数授業研究 No.151』編集後記より◆「『比例的に考える』子どもを育てる」というテーマは,編集担当である私自身がしっかりと学びたいという思いも詰まっている。5,6年の単元で出てくる「比例」や「比例・反比例」だけではなく,他の内容の授業をしているときに,子どもたちの考えを聞いていると,「比例的に考えているな」と思うことがある。できれば意図的にしくんでみたいが,そうでないときがある。本号では,2年から6年までの授業実践が載せてある。ここに書かれている実践を読んでいると,自分が授業をするときに,もっと意識して「比例的に考える」場面を入れないといけないと思った。どれも今後に活きる実践である。◆イギリスで「比例的推論」について,現地の先生方に話をするという機会をいただいた。しかし,私の拙い実践には,それを裏付ける理論が足りていないと感じた。そこで思い切って,高橋丈夫先生に「比例的推論」についてご教示いただきたい旨を伝えた。大変ご多用の中,高橋先生は時間を捻出してくださり,2時間あまり,熱く「比例的推論」について語ってくださった。山口から東京へ出てきて,このように他校の先生にしていただいたのは初めてで,とてもうれしかった。感謝の気持ちでいっぱいである。本号には「比例的推論」について,熱く語ってくださる方々の原稿ばかりが載っている。この一冊が,読者の方の理論を深めることはまちがいないと思っている。そして,人と人をつなげる一冊にもなってほしいと願っている。(森本隆史)読者対象:小学校教員出版年月:2024年4月4日ページ数:74判型:B5判