「探究する道徳科授業」のための思考の技法 坂本 哲彦/著

道徳科授業でこそ「探究的な学び」を!
本書の概要
「考え、議論する道徳」を実現するためには、道徳科授業が「探究的な学び」でなければならない。そこで本書では、道徳科授業での「学び方」や「考え方」を、10種類の「思考の技法」と、それに対応する合計30点の「思考の観点」として提起する。

本書からわかること
「考え、議論する道徳」とはいうけれど
道徳科授業で「考え、議論する」ことが求められるようになって久しく、取り組みも進んできています。
この言葉が書名に入った書籍も多数刊行され、そこでは発問や板書、ノート指導などが紹介されています。
しかし、それらの取り組みの多くは内容項目について考え、議論すること(「何を学ぶか」)に関してであり、「どのように学ぶか」について言及されることは少ないように思われます。
学びを深めるためには、「何を学ぶか」と「どのように学ぶか」の両方が必要です。

読者対象: 小学校教員
出版年月: 2024年4月4日
ページ数: 180
判型: 四六判