社会科でまちを育てる

長瀬拓也 著/196ページ
子どもたちが社会科を生き生きと学ぶにはどうしたらよいか?自分たちの「まち」を身近なものにするためには?これからの社会科のあり方を提案する■まちづくり的社会科の提案地域から学び、地域に提案する社会科まちづくり的社会科社会は多様化が進んでいます。社会が多様化するということは、当然子どもたちも多様化していきます。その中で、教師が「おもしろい」と思ったことは、子どもたちにとって必ずしもおもしろいとは限らないことも。そこで、個人の「学びたい」思いのみならず、自分たちの地域社会の問題を知り、「学ばなければならない」「学ぶことで社会をよりよいものにしたい」といった切実さを大切にする必要があります。つまり、たんに「おもしろい」のではなく、「地域から学び、地域に提案する」視点を明確にしたいと考え、提案します。