教師1年目の学級経営
大前 暁政 著/248頁/四六判
学級経営の不安・悩みに答える1冊!
「仕事の進め方が分からない」。そんな悩みをもつ新任教師のために、学級経営・学校行事等の戦略を簡単解説。
「仕事を、どのように進めたらよいのか分からない」。本書では、そんな悩みをもつ多くの新任教師のために、「教師としての心構え」「始業式前の準備」「学級経営4月の戦略」「5月以降の戦略」「学校行事の戦略」「保護者との連携の進め方」などをエピソードをもとに解説。数多くの「荒れたクラス」を立て直してきた実績をもつ著者だからこそ、誰でもできる具体的な手立てを提案した1冊。
1年間の仕事を見通して、学級経営の戦略を立てよう!
1日の生活をスムーズに行えるシステムは学級開き「2日目」につくる!
◎1日の生活の仕方を示す!
◎給食や掃除、当番活動、日直の仕方を示す!
◎面談やアンケートで自動的に改善が働く仕組みをつくる!
「仕事を、どのように進めたらよいのか分からない」。本書では、そんな悩みをもつ多くの新任教師のために、「教師としての心構え」「始業式前の準備」「学級経営4月の戦略」「5月以降の戦略」「学校行事の戦略」「保護者との連携の進め方」などをエピソードをもとに解説。数多くの「荒れたクラス」を立て直してきた実績をもつ著者だからこそ、誰でもできる具体的な手立てを提案した1冊。
担任としてできるだけ早く行うこととは?[本書より]
学級開きから1週間で、次のことを行います。
1日の生活をスムーズに行えるシステムをつくる
朝、子どもが来たら何をするのか。日直は誰がするのか。朝自習の課題プリントを誰が配るのか。掃除や給食当番は誰がするのか。それらを、教師がいなくても、「自動的に子どもたちだけでできる仕組み」をつくるのです。2日目には、一気に次のシステムをつくってしまいます。
(1)1日の生活の仕方を示す
(2)給食、掃除、当番活動、日直の仕事を決める
(3)自動的に改善が働く仕組みをつくる
さらに、「自動的に改善が働く仕組み」をつくります。若い教師ほど忘れがちなのが、この仕組みです。学級で生活していて、おかしなところがあったら、自動的にそのおかしさが教師に報告されて、改善がなされるようにすればよいのです。例えば去年までのルールでおかしなところがあれば、それを申し立てできるようにしておくのです。つまり、子どもが困っていることを把握し、それに対応するシステムをつくっておくのです。
(1)教師との個別面談の時間を定期的に行い、おかしなところがあれば報告させる
(2)アンケートを定期的に行い、学級の生活で困ったことがあれば報告させる
このようなシステムをつくるのです。その際のポイントは次のことです。
POINT:教師が意識していなくても、自動的に、改善がなされるような仕組みをつくる
【目次】
はじめに 1
第1章 心構え編 −「ほめて伸ばす」教師であれ− 9
今の自分の立ち位置を俯瞰できる目をもつ 10
荒れた学級の子どもたちが求めているもの 14
細部にこだわる教師であれ 19
教師力の中身を理解し、成長の見通しをもっておく 23
授業は素人にはできない 28
「ほめて伸ばす」教師であれ 32
プロとして生きよう 36
「全員を必ずできるようにする」と決意する 44
第2章 始業式前の準備編 −最高のゴールを思い描く− 49
余裕をもつためには「見通し」が必要 50
子どもに関する情報を集めるだけ集める 54
学級の子どもたちの実態をつかむために 58
前担任との引き継ぎで尋ねておきたいこと 62
教室環境を考える 68
最高のゴールを思い描くために 72
典型的な「失敗例」を知っておく 76
第3章 学級経営4月の戦略編 −この1か月で勝負をかける− 83
「ゴール」から考えよう 84
具体的な目標の設定と詳細な実態調査 88
1日をスムーズに過ごせるシステムを構築する 96
子どもに育てたい「姿勢」を明確にする 102
学級経営の柱となるものを打ち立てる 108
全員ができるようになった状態をつくる 112
学級の「二つの関係性」を意識する 116
「ほめて励まし続ける」ことこそが、教師の仕事と心得る 122
これだけは譲れない「マナー」を決めておく 126
頑張る気持ちが自然と生まれるようになる「ルーティン」の確立 132
子どもに高い目標を描かせる 135
第4章 5月以降の戦略編 −スモールステップで少しずつ高める− 139
1か月後に必ずやりたいこと 140
学級独自の文化をつくる取組を行う 144
学級の風土をつくる 148
感謝の気持ちをもたせる取組を開始する 152
「よいところ見つけ」を継続的に行う 155
授業のゴールをイメージして手立てを打つ 160
「授業の型」を意識して進めることで「学習の型」を定着させる 164
学習の記録を残す 169
長い休みの後の指導 172
ハイレベル課題への挑戦 178
努力を継続したことで自分の力が伸びていることを「視覚化」する 182
トラブルを学びのチャンスに変える 185
自立と自治へと導く活動を用意する 192
学級経営に取り入れたい種々の活動 200
子どもの自主的な動きはあえて見守る 206
第5章 学級経営その他の戦略編 −授業研究・集団指導・学校行事etc…− 209
授業研究の進め方 210
大集団を指導することになったら 216
成長し続けるための記録 220
学校行事の戦略 224
保護者との連携の進め方 227
特別支援教育に対応する力と姿勢を身につける 234
カリキュラム・マネジメントと学校組織マネジメント 238
引用・参考文献 242