問いで紡ぐ小学校道徳科授業づくりー学びのストーリーで「自分ごと」の道徳学びを生み出すー

田沼 茂紀 編著/172ページ/A5判

・学びのストーリーで「自分ごと」の道徳学びを生み出す!
・子どもが「自分ごと」の問いを見つける「課題探求型道徳科授業」
全13実践の全時展開と板書を掲載!

人は誰でも、道徳的思考・判断・行動のもととなる道徳的価値観をもっています。それは、本人自身の主体的な思考・判断結果と納得による取捨選択過程を経て身につけられる固有のものです。この道徳的価値観を形成する際に、何をさておいても不可欠なのが、子ども自身の切実なる「問い」です。

そして、自分が日々対峙している道徳的諸課題について、自分ごととして「問い」をもって課題探求できる道徳学習=「主体的・対話的で深い学び」が必要です。

本書は、こうした課題探求できる道徳学習を実現するための、課題探求型道徳科授業とパッケージ型ユニットを組み合わせた授業実践をご紹介します。

第1章 理論編

第1節 いま、なぜ道徳科授業に「問い」が必要なのか

1 道徳は教えられるのか

2 道徳的であるとはどういうことか

3 道徳学びにおける「問い」の意味を考える

4 なぜ「問い」をもつと道徳的価値観形成が促進されるのか

5 「問い」をもとに主体的に解決できる学習プロセスを創造する

6 「課題探求型道徳科授業で「子どもの価値観想像をどう促すか」

7 「問い」をどう共有して「共通解」「納得解」へと発展させるのか

8 課題探求型道徳科授業を展開するための教材はどうあるべきか

9 課題探求型道徳科授業における「発問」の役割とは何か

10 課題探求型道徳科授業での「評価」の考え方

第2節 パッケージ型ユニットはなぜ道徳授業を活性化するのか?

1 なぜ「パッケージ型ユニット」による道徳科授業がよいのか

2 パッケージ型ユニットでの学習ストーリーをどう考えるか

第3節 パッケージ型ユニットを活性化するグループ・モデレーション

1 なぜ「パッケージ型ユニット」でグループ・モデレーションなのか

2 ユニット中でグループ・モデレーションはなぜ入れ子構造なのか

3 全体を俯瞰しつつ各自授業に有意味性をどうもたせるのか

第2章 実践編

Package 1

1年生/1月 「頑張る気持ち」をどう生かしていったらいいんだろう?

Package 2

1年生/3月 大きくなるってどんな気持ち?

Package 3

2年生/12月 生きるってどういうこと?

Package 4

2年生/1月 のこりの2か月 クラスのみんなで楽しく過ごすにはどうすればいいのだろう?

Package 5

3年生/9月 「いいクラス」になるためには、一人ひとりがどんなことを大切にすればよいだろう?

Package 6

3年生/2月 自分にとって失敗とは何だろう?

Package 7

4年生/1月 自ら考え、判断し、行動するために大切なことはどんなことだろう?

Package 8

4年生/2月 「きまり」の大切さについて考えを深めよう

Package 9

5年生/12月 自分は誰をどのように支え、誰にどのように支えられているのだろう?

Package 10

5年生/2月 なりたい自分に近づくためには、今どうすればいいのだろう?

Package 11

6年生/2月 みんなが気持ちよく過ごすために必要な考え方とは何だろう?

Package 12

6年生/3月 「信じる」ことってどうして大切なんだろう?

Package 13

特別支援学級/通年 みんなと仲よく生活するにはどうすればよいのだろう?

あとがき